シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

#練習用

「階段を降りる生き方」

工藤信夫著『人生の秋を生きる』(いのちのことば社)を読み、 ふと目に止まった言葉がありました。 「階段を降りる生き方」 「?」 先ずは、そんな印象でしょうか。 そもそも、今は小寒。この時節に“秋”についての本ですか? そんな突っ込みが来そうですが…

キャンドルに灯を点して

12月の街並みはクリスマス一色。 先日、友だちと買い物に出かけた銀座も、まるで宝石を散りばめたような ツリーやイルミネーションで満ちあふれていました 4丁目交差点の界隈は、私のお気に入りスポットの一つです。 お勧めのお店はたくさんあるけれど、…

アドベント・リース

雪便りも聞かれる今日この頃、街はもう冬の装いですね。 教会の新しい一年はアドベント(待降節)からスタートします。 クリスマス、つまりイエス・キリスト降誕の4週間前から 一本ずつキャンドルを点し、救い主の到来を待つというもの。 この習慣は、直接…

鷲のように翼をかって

若者も疲れ、たゆみ、若い男もつまずき倒れる。 しかし、主(しゅ)を待ち望む者は新しく力を得、 鷲のように翼をかって上ることができる。 走ってもたゆまず、歩いても疲れない。 (旧約聖書・イザヤ書40:30-31) この聖書のことばの後半部分にメロディを…

憲剛、躍動!

10月11日、W杯アジア3次予選第3節タジキスタン戦が、 大阪長居スタジアムで行われ、なんと日本は8-0で大勝! この大量得点のほとんどに絡んで、現時点でグループCの 首位へと導いた立役者は―。 トップ下で、世界の小澤征爾ばりのタクトを振り続けた、 中…

出会いもの

“出会いもの”という言葉、本来は料理人の間で使われる、旬の食材同士の 組み合わせを指す言葉のようです。 それが転じて、人との出会い、物との出会い、思想や芸術との出会い‥ というふうに広く用いられるようになったのでしょうね。 私の直近の出会いものは…

マーク・アキクサの世界

マーク・アキクサ(Mark Akixa)さんというフルート奏者のライブに、 縁あって2回ほど行きましたが、その音色にすっかり魅せられ 今、BGMはマークさんオンリー。何度聴いても癒されます フルートと言っても、マークさんが奏でるのはネイティブアメリカンの…

グリーン・カーテン

世間ではよく、梅雨明け十日が最も暑いと言われます。 ご多分に漏れず、暑い! 言うと余計に暑苦しくなるので、口にすまいと思うのですが、 気づけば「暑い、暑い」と口走っている今日この頃。 この時期の悩みの種は、寝室に容赦なく差し込む朝陽。 窓が東向…

忘れ得ぬ悪夢、ふたたび

ブログの更新が途絶えてから長い時間が経ちました。 今日こそはと思い立ちパソコンに向かっても、キーボードを 打つ手がなかなか進みません。あふれるほど書く材料はあるのに‥。 混沌とした心の中を整理するには、体験してきた数々の出来事と 向き合わなけれ…

勇気

一月の浅間山 「勇気の教訓」 阿久悠著 『ただ時の過ぎゆかぬように』より 勇気を忘れて何年になるだろう いや 何十年かもしれない 勇気に体が反応することを すっかり忘れていた 勇気の価値を知ってはいるが それは頭の中だけで 何よりも優先してそれが働…

答えられた祈り

撮影:陣馬山 「霜の花」 新年おめでとうございます! 松の内も過ぎ、いよいよ2011年も動き始めましたね。 今年は、どんなことが待ち受けているのでしょうか。 祈りつつ、期待しつつ、新しいページをめくりたいものです。 本年もよろしくお願いいたします。 …

星を動かす少女

「星を動かす少女」 松田 明三郎 (まつだ あけみろう) クリスマスのページェントで 日曜学校の上級生たちは 三人の博士や 牧羊者の群れや マリヤなど それぞれ人の眼につく役を ふりあてられたが、 一人の少女は 誰も見ていない舞台の背後に隠れて 星を動…

花を育てる人に

今年の暑さは、夏が好きな私にも耐え難い、それほどの猛暑でした。 マンション6階のベランダは、焼けつく太陽を思いきり吸収し、 ゴムのサンダルの紐が溶けてしまうほどに。 そんな真夏日が続いたから… というのは言い訳になりますが、草花の手入れが十分に…

晩秋を共に生きる

8月、恒例の美術展に今年も参加させていただきました。 テーマは去年に引き続いて、自然と生物の「共生」。 紅葉のなごりはあるものの、最後の一葉になったツタモミジ。 冷たい岩肌に、弱々しく しがみつくカナブン。 冬を迎えようとしている山の石垣と、そ…

本には月の光が‥

ウルッと心に沁みる言葉の一つに、プルーストの次のような言葉があります。 「本には それを読んだ夜の 月の光が織り込まれている」 種々雑多な光源であふれている現代は、漆黒の闇を体感することは 難しいことかもしれませんね。 寝苦しい夏の夜、布団を抜…

W杯‥私の楽しみ方

日本代表のワールドカップが終わりました。 “歴代最弱のチーム”などと揶揄していた人が、予想を覆しての快進撃に 掌を返したようなリアクション。人の変わり身の速さには思わず苦笑いですね。 “日本らしいサッカー”を旗印に、4年間積み上げてきたものを放棄…

等々力、サイコー!!

憲剛、帰還! 4月中旬、スポーツ紙に中村憲剛選手復帰の記事が踊りました。 4月14日、AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ、韓国・城南一和戦。 後半20分、川崎Fサポーターが待ちに待った喜びの瞬間が訪れました! 2月アウェイの城南戦で負傷した…

あなたの心に

あなたの心に 詞:中山 千夏 曲:都倉 俊一 あなたの心に 風があるなら そして それが 春の風なら 私ひとりで 吹かれてみたいな いつまでも いつまでも あなたの心に 空があるなら そして それが 青い空なら 私ひとりで のぼってみたいな どこまでも どこま…

人生の土台

家 流木 舞子著『立ち返る勇気』より 「あなたの家を 眺めてごらん 修繕するところはないだろうか?」 私は外に出て家の外観を見て回り 中に入って部屋の隅々まで点検した ペンキが少々はがれていて 床が幾分よごれていた 「大丈夫です この程度の修繕なら半…

春は来たりつつある

春は来たりつつある 内村 鑑三 春は来たりつつある 雪は降りつつある しかし春は来たりつつある 寒さは強くある しかし春は来たりつつある 春は来たりつつある 春は来たりつつある 雪の降るにもかかわらず 寒さの強きにもかかわらず 春は来たりつつある 慰め…

オレンジの紅茶はいかが?

立春を過ぎたとは言え、まだ春遠からじ‥。 氷雨が体の芯まで凍み通るようです。 そんな寒い冬の飲み物には、何を選んだら良いでしょうね? お気に入りの本をパラパラめくり。。。 あっ! 見つけました! これはどうでしょう? 「オレンジの紅茶」 ☆オレンジの…

☆夜明け前が一番暗い☆

「夜明け前が一番暗い」という言葉があります。 本当にそうなのかどうかということはさして重要ではなく、 暗い時代はいつまでも続かず、次には明るい未来が到来する‥ そんなメッセージなのでしょうね。 去年、『明けない夜はない』(GOSPEL VOICE)という一…

雪の華

北国育ちにしては寒がりの私ですが、朝、窓から見える地面に うっすら霜が降りているのをみると、心と体のなかにくすぶっている 澱(おり)のようなものが、すぅっと浄化されるような気がします。 冬の花は他にもたくさんありますが、どこか野太くて、 寒さ…

海を抱いたビー玉

最近ふとしたきっかけから“目から鱗”の小説に出会いました。 『海を抱いたビー玉』。 以前ブログで紹介した『永遠のサッカー小僧 中村憲剛物語』の著者、 森沢明夫さんの作品です。サッカー・ファンだったから出会えた本。 サッカーが好きで良かったと、心か…

世界ではじめのクリスマス

今日はイエス・キリストがお生まれになった聖なる日。 2000年前、ユダヤのベツレヘムという小さな村で生まれた一人の幼子イエス。 歴史上に、彼ほど多くの人の生き方を変えた人を知りません。 今日はクリスマスに因んで、教会学校でよく愛唱される賛美歌…

小さい秋、見つけた!

燃えるような紅葉の秋も素晴らしいですが、写真のような 慎ましやかな秋の風情も、いとおかし‥。 それぞれに奥ゆかしさがありますね。 なぜ紅葉の話なのかというと、実は私、唱歌「もみじ」の歌詞を 大きく模造紙に書く役目が回ってきたんです。 昨年夏、あ…

ガラスペン

20年ほど前、カイワレ族という言葉が流行しました。 村崎芙蓉子さんの『カイワレ族の偏差値日記』がベストセラーとなり、 流行語大賞の部門賞を受賞したほど世に浸透しました。 偏差値教育という管理社会の中でひしめき合う中高生の悲哀を 実によく表現して…

こういうフォトが好き

俳句とハイクが趣味の夫。 一度で両方の趣味を堪能できる吟行にはまっています。 老眼が始まった目でシャッターチャンスを捉えるのは難しい‥ などと言い訳しながらも、その日に写してきた写真を得意げに 披露してくれます。私はその量の多さに疲労‥困憊(>_<)…

永遠のサッカー小僧 中村憲剛物語

今日10月8日はタイトルに掲げた「永遠のサッカー小僧 中村憲剛物語」の 発売日です。今日は、この本の紹介をさせていただきます。 本は注文しましたが、まだ現物を手にしていない私が どんなにピーアールしたところで、無理があるというもの。 そこで著者で…

曼珠沙華(マンジュシャゲ) ― 「長崎物語」

シルバー・ウィーク3日目の9月21日、彼岸花の名所に行ってきました。 埼玉県日高市にある曼珠沙華の里「巾着田」というところです。 宣伝文句に違わず、どこまでも続く真っ赤な花の波。 まさに豪奢な絨毯です。 赤い色を見ると心が騒ぐと言いますが、曼珠沙…