シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

痛快! ドラマ『アナログナース』 

 医療もののテレビドラマはあまり見ないのですが、今秋から始まった

テレビ朝日の『アナログナース ~デジタルってなんなんだよ!?』は、

楽しく視聴しています。以前、好評だった『トラベルナース』の姉妹編の

ような既視感ありありの展開にもワクワクします。

 わが家のドラマ選択基準は内容よりキャスティング優先で、カッコ良さ

抜群の松下奈緒さんが主演なら文句なし。バッサバッサと難局を捌いて

いく痛快さに、今回もはまりそうです。

 

 効率化を優先する現代の医療現場で、データには現れないサインや

シグナルを見逃さない確かな深い経験値こそ、患者さんが医療従事者に

求めるところではないでしょうか。

 アナログの世界だけではどうしても追いつかないことが多々あります。

それをデジタルで補うことは必須です。ただ、世の中には医療の世界に

限らずあらゆる分野で、AIだけでは決して解決できない問題が山積して

いるのも事実です。かつて、聖路加病院の日野原重明先生が、医師は

患者さんに対してキュア(cure)以上にケア(care)を大事にすべきだと、

数ある著書の中で説かれていたことを思い出しますが、本当にその通り

だと思います。

 

 さて、松下奈緒さん演じる看護師 那須田灯が、これからどんな切り口で

医療現場に立ち向かうのか。ドラマの続きを楽しみにしたいと思います。

 

***今日のひと言***

♬ 体の傷なら治せるけれど、心の痛手は癒せはしない……

       (ジュリー「時のすぐゆくままに」の歌詞のワンフレーズ)

手作りX’masカードの季節が始まりました!

 

 あれよあれよ…という間に今年も早10月。終日、家でチョロチョロと

家事をしている専業主婦なのに、流れるように時間だけが過ぎていく。

 フルマラソンの人生も終盤にさしかかっているのだから、あくせくせず、

ゆっくり歩を進めていきたいと思ってはいるのですが。

 

 例年、教会に献品しているクリスマスカード作りが始まりました。あまり

日本人にはカードを送る習慣がありませんが、やはりクリスマスシーズンは

カードの需要があるようで、皆さんに喜んでいただいています。それが

作り手の一番のモチベーションになり、つい熱が入ってしまいます(^o^;)

 


 もう10年余り続けてきましたが、細かい作業のため、加齢との勝負。

右手の中指がばね指になり、自在に屈伸ができないのと、視力の衰えが

邪魔をします。今までのように量産することは難しいので、できるだけ

簡単で可愛い図案を考え、すべてを手描きにするのではなく、絵本の

切り抜きやシールなど、さまざまな素材を用いて切り貼りすることに。

一枚限りのオリジナルになるのも、作り手としては楽しい作業です。

 

 教会への献品用、プレゼント用、自分用と、合わせて50~60セットを

目標にして、クリスマスシーズンに間に合うように頑張りたいと思います。

 

***今日のひと言***

 作為がなくなるとアートになる。

     山崎拓巳『人生はピクニック』より

砂の上の足跡は消える  

 

 長年、自分史サークルに通い生きてきた証しを綴ってきました。

講師初め、メンバーの高齢化や諸事情により3年前、サークルは

記念誌30号をもって終了しました。年に一度発行の記念誌なので、

通算、30年も続いたことに自分でも驚いています。

 自分の半生なのだから、余すところなく赤裸々に書いて良いかと

言うと、やはり公に発表する自分史では、家族や人間関係への配慮もあり、

すべてを書き残すのは難しい面があります。ただ、上っ面になりがちな

自分史になるのを承知の上で書き残すことにも、それなりに意味がある

と思い、続けてきました。

 

 最終号となる30号の巻頭に講師が掲げた文章を紹介します。

 

 砂の上の足跡は消える

 だから「石の墓標より紙の墓標を」ということばがある。

 人は必ず死ぬ。どんな人でも死ぬ。

 その生き方は一人ひとり違う。

 どんな生き方でも その本人だけのものだ。貴重だ。

 人は何と言おうとも私だけの生き方を書き留める。

 それが自分史なのだ。

 

 私の中ではブログも自分史の一環として綴っているつもりです。

今の世は労せずしてAIが作文をしてくれます。細分化されたテーマに

沿って、完璧な文章を提示してくれる便利な時代になりました。 ほぼ

オールマイティーに人間の思考を整理分析してくれるAIですが、AIの

知能をもってしても絶対に解決できないことがあります。それは私たち

一人ひとりの思い出・記憶・生きてきた証し。 どうしてもAIが踏み入る

ことができない領域です。

 

「砂の上の足跡は消える」「石の墓標より紙の墓標を」の言葉が心に

深く響きます。これからの時代、ブログや日記といった個々人の

心もようや行動記録などが、他のものに代えがたい価値高いものに

なるのでは…。そんな気がする今日このごろです。

 

***今日のひと言***

人間にとって、その人生は作品である。

(司馬遼太郎) 

 

 

廃物利用? いえ、アップサイクルです! 

 すでに金婚式も過ぎ、過去4回の住まい替えをして来た老夫婦。

引っ越すたびに増えるガラクタの置き場に頭を悩ませる今日このごろです。

 

 それほど物を捨てられない性分ではありませんが、やはり思い入れの

ある品々は処分できず、静かに押入れやクローゼットに居座っています。

「体力のあるうちに物を整理しておいてね」と言う、長男のさりげない

一言には、「ごもっともです」としか返す言葉がないのですが…。

 

 東日本大震災後に仙台から居を移した夫の母の遺品も、まだたくさん

残っているし、なぜか私は手仕事が好きな人と思われているようで、よく

手芸用品をいただくことが多く、どこもかしこも材料でいっぱい。全部を

使い切ることは到底無理なので、勿体ないけれども、せめて何かの形に

するなり、1日に1つでも処分するなりして、少しでも家のスリム化を目指し

たいと思っています。

 

 手仕事が趣味だった母の手芸用品は相当な数がありました。そのうちの

未使用製品はすべて、手芸の好きな方々に差し上げ大変喜ばれました。

手元には作りかけ、使いかけのものだけ残したのですが、それでもまだ

たくさんあります(^o^;) コロナ禍の時、重い腰を上げてミシンを出し、

マスクを塗った勢いよろしく、裁縫が苦手な私にでも簡単にできる物を

作ることで、ささやかな断捨離をしようと思っています。

 

 それって廃物利用? いえいえ、今風に言うならアップサイクルです。

アップサイクルとは、本来、捨てられるはずのものに新しい価値を与えて

再生することを言うようです。循環型のアートとして作品を制作する活動

もあるようです。廃材を生かしたSDGsの取り組みって、格好いいですね。

 


 苦手のミシンですが、和布、帯を縫い合わせて、大きめのトートバッグを

二つ作りました。生地がしっかりしているので重量にも耐えそうです。

 長期計画になりますが、こんな感じで物を減らしていけたら嬉しいです。

 

***今日のひと言***

人はマドンナを彫刻しようと、白檀の木を探しながら、

材木置場でけとばしている樫の木の中に

美しいマドンナが隠されているのに気づかずにいるのです。

                  (J.R.ミュラー)

賛美歌の持つ力  


 毎週日曜日に教会で行われる礼拝では、プログラムに沿って

賛美歌が歌われます。教会によって違いはあると思いますが、

私が通う教会では賛美歌の他にワーシップソングも歌われます。

“神さまはこんな方です”と、神さまについて歌うゴスペルソングとは

ちょっと違い、神さまに向かって自分の思いや感謝をことばにして

歌うのがワーシップソングです。歌詞も分かりやすく、メロディーも

覚えやすくいワーシップソングは、テンションも上がります♬

 

 ところで「賛美歌」と「讚美歌」はどう違うの? そんな質問をされる

ことがよくありますが、両者に大きな違いはなく単純に表記の問題の

ようですね。「讚美歌」は歌集の正式名称や伝統的な表記に用いられ、

「賛美歌」は常用しやすい字を使った表記として広く用いられている

ようです。主にプロテスタントの教会で使われ、カトリックの教会では

「聖歌」と表記されることが多いようです。

 

 息子の小学校のPTA時代から続いている友人が、近年、矢継ぎ早に

さまざまな試練に見舞われ、なかなか気持ちが上向きにならないと

言ってきました。彼女はノンクリスチャンですが、ミッション系の学校を

出ているので、聖書や賛美歌にとても親しみを持っている人です。

 

話の最後に、「涼しくなったら、ぜひ遊びに来て」とお誘いを受けた

ので、「賛美歌」を持っていくので、一緒に歌いましょう」と返事をすると、

「ぜひに! 今までも賛美歌には本当に助けられてきたので」と、殊の外、

喜んでくれました。

 

 比較的ゆるやかな旋律と反復が多い賛美歌は、気持ちを静め、整える

力があるのかもしれません。繰り返されるフレーズには安らぎと癒しを

もたらす効果があるのでしょう。本来、賛美歌は神さまへの感謝や祈りを

ささげる信仰者が歌うものですが、感謝、願い、慰め、希望など普遍的な

思いが込められた歌詞は、誰の心にも響くものがあり、信仰の有無に

かかわらず、快く口ずさめるのだと思います。

 

 賛美歌の中でも最もよく歌われる「いつくしみ深き」を森山良子さんの

歌唱でお聴きください。

 


www.youtube.com

 

多くの人が口を揃えて言います。歌っているうちにイライラや怒りが

が収まり、穏やかな気持ちになった。暗く沈んだ心が慰められ明るくなった。

希望が湧いてきた…。

 

 歌うということ、特に賛美歌を歌うという行為には、内面の集中や整理へと

いざなう力があるようです。

 

***今日のひと言***

 人生が豊かになるのは、感謝する時だけです。

(ディートリッヒ・ボンヘッファー)   

 

         

2026年 読書メモ 

      

 

 年頭に「今年は本を読もう」という目標を立てました。絵画サークルの

方々と本を回し読みするのが恒例となり、ややペースダウンの傾向は

見えるものの、その習慣が続いているのは嬉しい限りです。

 

 短時間ですが聖書を読むのを日課にしているので、長い時間を趣味の

読書に当てるのは難しく、年間目標を30~40冊に掲げました。現在、8月

時点で20冊。ペースが早いのか遅いのか分かりませんが、できるだけ

目標達成を目指したいと思っています。

 

 本のジャンルも作家もバラバラの、まるで一貫性のない読み散らかしと

いった乱読ではありますが、まったく違う傾向の本を読んでいて、情報が

どこかでピタッと符号した時などは「なるほど、なるほど」と一人、嬉しく

なっています。これも読書の醍醐味なのでしょうね。

 

 📖自分のための読書記録をブログに書くのもなんですが、励みにも

   なるので一応メモしておこうと思います。年末までまだ続きますが…。

 

 *1月 「鹿鳴館の貴婦人 大山捨松」(久野明子/中公文庫)

       「梅子と旅する」(Forest Books)

 *2月 「画家の妻たち」(澤地久枝/文藝春秋刊)

       「合理的にあり得ない」上水流涼子の解明(結月裕子/講談社文庫)

       「花埋み」渡辺淳一(集英社版)

 *3月 「リセット」(垣谷美雨/双葉文庫)

       「検事の信義」(柚月裕子/角川文庫)

       「華族令嬢たちの大正・昭和」(吉川弘文館)

       「白蓮れんれん」(林 真理子/集英社文庫)

 *4月 「あなたのゼイ肉、落とします」(垣谷美雨/双葉文庫)

       「アンのゆりかご」(村岡恵理/新潮文庫)

 *5月 「ツナグ」(辻村深月/新潮文庫)

       「加賀乙彦 自伝」(加賀乙彦/集英社)

       「あなたの人生、片づけます」(垣谷美雨・双葉文庫)

 *6月 「百貨の魔法」(村山早紀・(株)ポプラ社)

       「風の男 白洲次郎」(青柳恵介・ 新潮社版) 

 *7月 「家にいるのが楽しくなる本」(中山庸子/新潮文庫)

       「これでもいいのだ」 (ジェーン・スー/中央公論新社)

 *8月 「きれいな色とことば」(おーなり由子/新潮文庫)

       「楽園のカンヴァス」(原田マハ・新潮社版)

 

 20册分の感想は書き切れないのでやめますが、特に面白かった本、

印象に残った本のタイトルだけピックアップしてみます。

 

「鹿鳴館の貴婦人 大山捨松」 「画家の妻たち」 「リセット」

「アンのゆりかご」 「ツナグ」 「華族令嬢たちの大正・昭和」

「加賀乙彦 自伝」 「楽園のカンヴァス」

 

 どれもユニークで面白かったのですが、こうして見ると自分の好みの傾向が

よく分かります。どんなジャンルの読み物であっても、きちんと史実が書かれて

いると賢くなったようで気分が上がります。

 あと残り4ヶ月。また面白そうな本をネットやBOOKOFFで探して、本好きの

お仲間と回覧したいと思います。

 ※写真:端紙を貼り合わせたデザインペーパーで作った文庫本カバー。

 

***今日のひと言***

 良書とは期待を持って開き、得るところあって閉じる書籍である。

                                         (オルコット)

雪室に咲く水芭蕉

 

 10年余り前の夏と言えば、恒例の夏の美術展に出品するために必死に

絵を描いていました。アドバイスをいただく先生のアトリエは長い坂の上にあり、

キャンバスを手にハァハァ言いながら汗だくで登って行った記憶がよみがえります。

 

 ぼやいていても仕方がないけれど、この夏の蒸し暑さにはげんなり。そう言えば

猛暑の夏に、涼を求めて描いた絵があったはずと、思い出してフォルダの中から

一枚の絵の写真を探し出しました。

 

 記録を見ると2012年の作品で、つけたタイトルは「雪室に咲く水芭蕉」だった

ような…。 夫が出張先で写してきた初夏の八幡平の写真にヒントを得て、絵に

起こしたものです。“かまくら”のような雪室の中でキャンドルが灯っているような

水芭蕉の花がとても涼やかで、この景色を描いてみようと閃いたのでした。

 

 水芭蕉の絵はF8号のキャンバスにアクリル絵の具で描いたものですが、最近は

ほとんどパステル画や色鉛筆画ばかり。絵筆を取ることが少なくなりました。

パステルや色鉛筆は準備もいらず、さっと描けるのがメリットですね。涼を呼ぶ

作品ではありませんが、先月、サークルで描いた花を手直ししてみました。かなり

デフォルメしていますが夏祭りの提灯のようにまん丸の花。アナベル? だいぶ

時間が経っているので元の姿が分からないため、勝手に提灯風の仕上げに(^o^;)

 

 近年、クーラー無しでは生きていけなくなった日常生活ですが、たまには

水芭蕉のように自然が作り出した雪室に入って暑さをしのいでみたいですね。

 

***今日のひと言***

  作為がなくなるとアートになる。

         (山崎拓巳『人生はピクニック』より)

 

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