シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

咲きました! 八重咲きの十薬(ドクダミ)の花!

先のブログに草花の不思議の記事を書きましたが、不思議の謎の 一つが判明しました。去年、八重咲きのドクダミを鉢に植えたはずが、 開花したのは一重咲きの十字形の花。自然界にはそんな不思議なことも あるのかと首をひねっていたところ‥。 見つけましたよ…

星野富弘さんが教えてくれたこと

4月28日、花の詩画集で知られる星野富弘さんが、入院先の 病院で呼吸不全のため、78歳で天に召されました。星野さんは 中学の体育教師だった20代半ば、部活動の指導中に頸髄を損傷し、 首から下の機能を失いました。 闘病中にキリスト教信仰に導かれた…

日本人のDNAは耳が悪い? 

昨日は春の嵐のような悪天候の祝日でした。朝は晴れていたけれど、 午後は雷雨の情報もあり、洗濯物は部屋干しに。夫も仕事で朝から遠出 したので、久しぶりにフリータイムを満喫した一日になりました。 手作りカードやデコパージュ用のモチーフを切り抜いた…

「何をしたか」ではなく「何をしなかったか」

今朝の読売新聞コラム「編集手帳」に面白いことが書いてありました。 江戸幕府は12月13日を「煤(すす)払い」と定めていて、武家も商家も なく掃除一色。江戸時代の人は、かなり早い時期に大掃除をしていたのですね。 コラムにも「除夜の鐘までにこれほど日…

一粒の星、輝いて

あの常識外れの暑さはどこに? 一気に押し寄せてきた寒気に 慌てて冬支度をする今日この頃。皆さまはいかがお過ごしですか。 珍しく今週は外への用事もなく、フリータイムを楽しんでいます。 書棚を片付けながら、ふと、私の好きなエピソードが載っている 星…

晩節を 輝いて生きるために

タイトルに“晩節”と書いて、我ながら苦笑してしまいました。 金婚式も迎えたし、正直、残り人生のカウントダウンは始まって いるので、晩節に違いはないのですが…(~_~;) 文字がぼやけたり、二重に見えたりと目に違和感を持つように なってから読書量が減って…

『ドリアン・グレイの肖像』、そして “メメント・モリ ”

日頃から読みたかった文庫本3冊を、ネット注文で購入しました。 その中の一冊、オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』 (福田恆存訳/新潮文庫)を読み終えたところです。 朽ちることのない若さや美を求めてやまない、人間の欲望の おぞましさに…

『ハリール・ジブラーンの詩』を読み返して

思いがけず、友人から2023年の皇族カレンダーを戴きました。 なかなか手に入るものでもないので、ありがたく頂戴し、さっそく デスクの上の書棚に‥。皇族の方々の凛とした佇まい、姿勢の美しさに、 自ずと身が引き締まります(*^^*) カレンダーを見て、と言う…

リラックス空間 キックバックカフェ(KBC)

以前、情報誌で知ったユニークなカフェに行ったことがあります。 調布市にある、名前はキックバックカフェ。略してKBC。 キックバックとは英語のスラングで「リラックスしよう」という 意味なのだとか。カフェにはピッタリ名前ですね。お店の人の 対応も親切…

コーヒーの木と、絵本『にんじんのたね』から

ずいぶん昔の話になりますが、絵画教室の友人からコーヒーの木の 苗を分けていただきました。ツヤツヤした葉がとてもきれいなので、 ずっと大切に育てています。 どんどん葉を繁らせてサイズアップしていくものの、いっこうに 蕾をつける気配もありません。…

オシム語録 「水を運ぶ人」

元サッカー日本代表監督、イビチャ・オシムさんが、5月1日、 お亡くなりになりました。ふさわしい言葉が見つからないのですが、 得も言われぬ喪失感、寂寥感に包まれています。 監督としての手腕は言わずもがな、ちょっと天邪鬼にも聞こえる けれど、ユーモ…

食卓は生活のバロメーター

12歳の板前さん(孫)が上手に捌きました。 一度聴くと、ずーっと耳に残る歌詞とメロディってありますよね。 今月、教会で歌っている賛美歌もそんな一曲です。 どんな曲か、まずは動画でどうぞ… ⇩ https://www.youtube.com/watch?v=F_dhspxG858 教会福音賛美…

聖書通読の醍醐味とは‥

節分草 昔々のミッションスクール時代、礼拝説教であったか 授業で語られた言葉だったか、定かではないのですが、 その時に心に刷り込まれたことについて、少し書いてみます。 「Bible」は一般に「聖書」と呼ばれていますが、Bibleとは 本来「The Book」、つ…

人生はサッカーの前半戦、後半戦に似ている

※写真は昨年引退した中村憲剛さんの直筆サイン 聖路加国際病院の名誉院長を務められた日野原重明さんが、 105歳で天に召されたのは2017年のことでした。 日野原先生と言えば、「生活習慣病」の名づけ親でもあり、 『生き方上手』などの著書で、幅広い層に親…

「引き算の人生」も悪くない

ずいぶん昔、いのちのことば社の機関誌「いのちのことば」に 掲載されていた詩を紹介します。 「引き算の人生」 木村藍著『傷つきやすいあなたへ』(文芸社)より 人生は足し算だと思っていました。 学校へ行って新しいことを勉強し、 できなかったことがで…

『眠られぬ夜のために』から見えてくる光明

これまで不眠とは縁遠かった私が、ここ数週間、眠れない夜を過ごして いました。10年前、東日本大震災に遭遇した後、時折、フラッシュバックで 目覚めることもありましたが、それも自然に消え、以来、睡眠トラブルは ほぼありませんでした。 5月上旬、本当に…

美しく老いるための心構え

一週間前の朝のこと、布団の中で寝返りを打った瞬間、 グラリと天地がひっくり返る感覚がして目が覚めました。 立ち上がり、歩こうとしましたが右にフラフラ、左にユラユラ。 まともに歩くことができません。三半規管に弱さがあるのか、 忘れた頃に同じよう…

人生は答えで生きるものでなく、問いで生きるもの

真面目な人ほど問題や悩みを解決しようと、一生懸命になりがち です。哲学、心理学、スピリチュアル‥。様々な分野の中に、 納得できる答えを探そうとします。 果たして、答えは見つかるのでしょうか。 藤木正三著 『灰色の断想』の中に、こんな一文がありま…

「稲むらの火」の物語から教えられること

2月13日夜11時8分頃、福島県沖を震源とする、最大震度6強の 地震が発生しました。天災は忘れた頃にやって来る。10年前の 未曾有の大震災をけっして忘れてはいませんが、揺れの激しさに 動揺した人は多かったと思います。チリ地震津波、東日本大震災 と2…

レモンは レモネードにして、美味しく飲もう

毎朝、風邪予防のためにレモン、りんご、人参のジュースを 飲んでいます。りんごとレモンを各一個、りんごジュース、 人参ジュース、大さじ一杯のリンゴ酢を入れてジューサーに。 実際、ビタミンCの高価はてきめんで、ここ数年、風邪らしい 風邪をひいていま…

『「きよしこの夜」が生まれた日』

三本目のキャンドルを灯す、アドベント3週目に入りました。 アドベントとはクリスマスを待つ間の、四週間を指します。 一週ごとにキャンドルに火を灯し、静かに救い主のご降誕を待つ キリスト教の厳かな習慣です。 この季節になると、いつも賛美歌「きよし…

語るより 聞くことを大切に

5、6年前に孫が摘んできた野菊 口が一つなのに耳が二つあるのは、聞くことのほうが大切だから。 そんな言い回しを、よく聞きます。 十年以上前、突発性難聴を発症。治療の甲斐あって標準レベルまで 回復しましたが、最近は、後遺症というより加齢のせいなの…

小さな種の独りごと

カウマン夫人の霊想書「荒野の泉 II」から、今日の日付 4月27日の記事を一部、紹介します。ちなみにこの本は、 24年前に洗礼を受けた時に、クリスチャンの先輩から 贈られたもので、今も大切にしている座右の一冊です。 小さな一粒の種が地に落ちて、やがて…

この世に一輪の白薔薇がある限り‥

「この世に一輪の白薔薇がある限り、人生は生きるに値する」 愛読書の一つ、熊井啓子著『私の部屋のポプリ』の帯に書かれていたフレーズ。 昔、生家の庭はミニ薔薇園でした。週末、父が噴霧器で除虫剤を撒くのを 手伝った思い出があります。背丈があり、たく…

『若草姉妹』に憧れて

子どもの頃、繰り返し読んだオルコットの少女小説『若草姉妹』。 詳しい内容は覚えていないのですが、物語の冒頭部分、居間に飾った クリスマスツリーを囲んでくつろぐ、四姉妹の愛らしい笑顔の挿絵が 遠い記憶に蘇ります。 戦争で父が不在のマーチ家では、…

本には月の光が織り込まれている

涼しい夜風が快い季節になりました。 長い秋の夜は読書がいちばん。 一日の終わりに、読みかけの本のページを繰って続きを読む 贅沢なひととき。それはエンドレスの家事に勤しむ主婦への ご褒美かもしれませんね。 年と共に目が疲れやすくなり、長時間の読書…

最後の砦となる

先日、友人から借りて読んだ一冊の本を紹介します。 『あなたを諦めない』~自殺救済の現場から~ (いのちのことば社) 著者は和歌山県の白浜バプテスト基督教会の、藤藪庸一牧師。 重いタイトルですが、清々しい読後感のある良書。 幾例もの記録を通して、…

朝にあなたの種を蒔け

新年おめでとうございます。 かなりゆっくりペースのブログですが、今年は少しだけ 更新頻度をアップできるよう、努力したいと思っています。 本年も引き続き、よろしくお願いいたします。 毎朝、欠かさずレモンジュースを飲んでいたおかげで、 一年間、風邪…

聞かない耳、見ない目

聞く耳と、見る目とは、二つとも主が造られたもの。 -箴言20章12節- 愛読している本の中から、心に響いた一箇所を転記してみます。 「聞かないために」 「聞く耳と、見る目とは、二つとも主が造られたもの」(箴言20章12節) と聖書は言います。「聞く耳」…

木の影のような人に

カテゴリーを「サッカー」にしようか「本」にしようか 迷いに迷った今日のブログ。 なぜなら、リオ五輪で脚光を浴びたサッカー日本代表、 大島僚太選手のことと、座右の書「今日のパン、明日の糧」 (H.ナウエン著)の引用記事と、どちらも伝えたい比重が …