シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

憲剛、躍動!

10月11日、W杯アジア3次予選第3節タジキスタン戦が、
大阪長居スタジアムで行われ、なんと日本は8-0で大勝!
この大量得点のほとんどに絡んで、現時点でグループCの
首位へと導いた立役者は―。
 
  トップ下で、世界の小澤征爾ばりのタクトを振り続けた、
 
              中村 憲剛   
 
 
もうすぐ31歳になるこのベテランの代表復帰は、代表チームに
足りないピースを埋めるに余りある強みになったはず。
 
所属クラブの川崎フロンターレでは、主にボランチとしての
巧みなボールさばきが際だちますが、トップ下で起用される
こともあり、そのポテンシャルの高さは代表でも十分通用する
ことは言わずもがな。代表選手の中には、ユーティリティ・
プレーヤー(一人でいくつものポジションをこなす選手)も
多いけれど、ボランチもトップ下も自在にこなし、自らも
弾丸ミドルシュートをゴールに突き刺すことができる憲剛も、
まさしくユーティリティ・プレーヤーの代表選手と言って
よいでしょう。加えて、精度の高いスルーパスは他の追随を
許さない憲剛の必殺技。
 
ザックさん、岡田さん、そして遡ってオシムさん。
憲剛を発掘し、表舞台に引っ張り上げてくれて、本当に
ありがとうございますといったところでしょうか。
 
今回、本田圭佑選手の「代役」[代役」と言われましたが、
決して代役ではないことを試合で証明したタジキスタン戦でした。
憲剛自身もインタビューで答えているように、本田選手とは
まったくタイプが違うので、そこの比較論はあまり意味がない
ように思うのです。本田さんの個で打開するパワー、憲剛の
ように周りを生かすパサー、どちらも必要なピースなのですから。
 
ザックさん、もうしばらくは憲剛を代表に呼んでください。
とにかく観ていてワクワクする代表戦を、サッカーファンは
期待していますので!
 
久々に憲剛の文字が躍るスポーツ記事を読むのが、
楽しくて仕方がない今日この頃でした(*^^)v
 
※写真は今年の川崎F オフィシャル・カレンダー。
 部屋の扉に貼って眺めてます