シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

言葉

日本人のDNAは耳が悪い? 

昨日は春の嵐のような悪天候の祝日でした。朝は晴れていたけれど、 午後は雷雨の情報もあり、洗濯物は部屋干しに。夫も仕事で朝から遠出 したので、久しぶりにフリータイムを満喫した一日になりました。 手作りカードやデコパージュ用のモチーフを切り抜いた…

信仰は心の自律神経 

2月末、ちょっと体調を崩していました。若い頃からの持病のような ものですが、寒暖差の大きい季節に自律神経のバランスを崩すようです。 自律神経には二種類あって、交感神経と副交感神経で構成されていますね。 よく交感神経はアクセル、副交感神経はブレ…

No Rain, No Rainbow. 

今はほとんどアップデートを果たせていない、不真面目な管理人では ありますが、あるSNSで「ことばの宝石箱」というコミュニティを運営 しています。日々の暮らしの中で、心に響いたことばを多くの人と分かち 合いたい。そんな思いで立ち上げたコミュニティ…

「マルハラ(マルハラスメント)に隔世の感あり

※雪にもめげす開花した健気なネモフィラ つい先ごろワイドショーで「マルハラ」という言葉があるのを知り、かなり 隔世の感を覚えたところでした。「マルハラ」とは「マル・ハラスメント」の 略語なのだそうです。と言っても、どんな意味? となるのは中高年…

目指すはミニマリスト、明窓浄机の心得で

最近よく目にするミニマリストという言葉。その定義はいかに?と調べて みました。ミニマリストとは、「最小限の」という意味のminimal(ミニマル) から派生した造語で、必要最小限の持ち物だけで暮らす人のこと。自分に とって本当に必要で価値ある物だけ…

“津波てんでんこ”の教訓を胸に

気仙沼市・岩井崎の潮吹岩 元日から悲しみの絶えないニュースが続き、胸が痛みます。 昨日もネットで悲しい記事を読みました。肺を患い寝たきりの父親を置いて 100メートル先に迫りくる津波を背に、必死に逃げた息子さんの話でした。 父親にかけた最後の言葉…

「何をしたか」ではなく「何をしなかったか」

今朝の読売新聞コラム「編集手帳」に面白いことが書いてありました。 江戸幕府は12月13日を「煤(すす)払い」と定めていて、武家も商家も なく掃除一色。江戸時代の人は、かなり早い時期に大掃除をしていたのですね。 コラムにも「除夜の鐘までにこれほど日…

一粒の星、輝いて

あの常識外れの暑さはどこに? 一気に押し寄せてきた寒気に 慌てて冬支度をする今日この頃。皆さまはいかがお過ごしですか。 珍しく今週は外への用事もなく、フリータイムを楽しんでいます。 書棚を片付けながら、ふと、私の好きなエピソードが載っている 星…

ポプリが香る金婚式の宴(うたげ)

10月20日、結婚50周年を迎えました。 「人間五十年 下天の内をくらぶれば、夢まぼろしのごとくなり」 ~悠久の時の流れに比べたら、50年はあっという間である。~ 織田信長が好んだ言葉だそうですが、そうは言うものの50年の 歳月は決して短くはありません。…

人生という旅に 賛美の歌を

日曜ごとに行われる礼拝の式次第の中ほどに、聖書の「交読文」の プログラムがあり、司会者と会衆が1節ずつ交互に聖書を読み上げます。 10月8日の礼拝では旧約聖書の詩篇119篇の一部を交読しましたが、 心にグッと響く1節がありました。 「あなたのおきては…

ナンセンスの練習

これは何? 自分でも何を表現したかったのか思い出せない昔の貼り絵。 9月上旬、パステル画サークルのお仲間5人で、乃木坂にある 国立新美術館・第107回二科展に行ってきました。二科展へは 御歳90歳になられる先輩が100号の大作を出展されていました。 創…

人生はブーメラン、戻ってきて自分に命中する

誰かと話をする際、よく会話が弾む人と弾まない人の違いは どこにあるのかと、人間ウォッチングをすることがあります。 そこで、私なりに心地よい会話の条件を考えてみました。 ・嫌味を言わない ・皮肉を言わない ・からかわない ・見下さない ・決めつけな…

言葉の一番ダシ

30年続いた自分史サークル。メンバーの高齢化という やむを得ない事情により、今年の5月に閉会となりました。 「砂の上の足跡は消える。だから石の墓標より、紙の墓標を」 このモットーの下、研鑽を積んだ期間は何にも優る財産です。 文章を書くということは…

『ドリアン・グレイの肖像』、そして “メメント・モリ ”

日頃から読みたかった文庫本3冊を、ネット注文で購入しました。 その中の一冊、オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』 (福田恆存訳/新潮文庫)を読み終えたところです。 朽ちることのない若さや美を求めてやまない、人間の欲望の おぞましさに…

病は恩寵(おんちょう)、神さまからのプレゼント

コロナ発症という想定外のスタートとなった2023年も、早5月。 規制が緩み、大勢の人が外に繰り出したGW明けが、いささか気に なります。いずれにせよ、大小の波を繰り返しながらコロナ騒動も フェイドアウトしていくことでしょう。 以前、姉と日野原重明さ…

青(あお)は藍(あい)より出でて、藍より青し

孫と陶芸の体験教室に行ったのが、もう10年近く前のこと。 以来、コロナ禍の休会時期は別として、毎月1~2回、土を こねて、器作りを楽しんでいます。 わが家の食器は、ほぼ青・白が基調なので、ブルー系の釉薬を 選ぶことが多いのです。最近、焼き上がっ…

ノブリス・オブリージュ、位高ければ徳高きを要す

今年7月、郷里仙台で兄の七回忌法要が執り行われます。 兄と最後に会ったのは亡くなる前年の秋。仙台の施設に入所中の 兄を訪ね、1時間ほど談笑した時のことでした。 兄は若い頃、製薬会社に勤務しており、都内の病院の医療従事者 とも少なからず接点があっ…

誰もが納得! さすがのコメント、中居くん!

侍ジャパン、やってくれましたね! WBCでは実に14年ぶりの世界一ということで、日本戦のTV中継は 全7試合とも40%超えの視聴率だったとか。日本中がいかに熱狂して いたかを物語る、すごい数字だと思います。 90分と試合時間が決まっているサッカーと違い、…

今、歌いたい。『花はどこへ行った』を。

1960年代に日本でも大ヒットした「花はどこへ行った」 (原題:Where Have All The Flowers Gone?)という反戦歌を ご存知でしょうか。明るくリズミカルなメロディのリフレインからは、 “反戦”という重苦しいイメージがまったく結びつきません。 おそらく、…

もう一度、新しく生まれる喜び

英語の接頭辞「Re-」には、主に再生、復活、生まれ変わり という意味がありますね。たとえば remakeとか reuse、 reform、 recreateなど、ふつうに会話の中で使っている言葉がたくさん あることに気がつきます。 キリスト教の中にも reborn=新生という言葉…

愛と肯定のことばは パンのようなもの

昭和記念公園にて撮影 節分草 まったく抵抗もなく、心地よく延々と会話が弾む人がいる一方で、 言葉は穏やかでも、どことなく言い方に険のある人がいます。相性の 問題もあるでしょうが、せっかく会話をするなら楽しい方が良いですね。 人と対話をする時、No…

子どもの頃に見た風景が人を励まし、勇気を与えてくれる

3年間通った気仙沼市立気仙沼中学校 校舎 新年おめでとうございます。 今年もまた、憂いの多い年明けではありますが、少しでも幸せな ニュースが耳に飛び込んでくる、そんな一年になりますように お祈りいたします。 さて、今年も家族そろって例年の通りのお…

思い煩いからの解放

恒例になっているクリスマスカードの作成も、無事終了。 やれやれと、ホッとしているところです。 とは言うものの、すぐに手を動かしたくなる私。今度は 栞作りを始めています。クリスマスカードの台紙から出る 大量の半端紙。レザックという、なかなかの高…

心配事の9割は、実際には起こらない

※ 紫陽花の返り花 「心配事の9割は実際には起こらない」というインパクトの ある言葉を、何かの本で目にしたことがあります。 人間の心はなかなか複雑に出来ていて、心配や不安の種が 芽生えると、それがいつの間にか増殖し、気がつくと 八方塞がりになって…

子育てのゴールは、子別れである

コーヒーの木に豆が‥ 昨日、今日と急な冷え込みに震え上がっています。 一昨日は半袖を着ていたのに、今日は長袖2枚でも肌寒いほど。 この季節、実は大の苦手です。冬から春に変わる三寒四温の 時期もそうですが、秋風が立つ9月、10月は、私にとって最大の …

ドキッとさせられる格言集から

鷺草(さぎそう) ネットで調べ物をしていた時、ドキッとさせられる格言を 集めた記事に出会いました。「人の本質を表す10か条」――。 1.性格は「顔」に出る。 2.生活は「体型」に出る。 3.本音は「仕草」に出る。 4.美意識は「爪」に出る。 5.清潔…

素晴らしいセーフティネットのある社会 ~ミレーの『晩鐘』から~

古い読売新聞のコラム「編集手帳」を読み返していたら、福分という 耳慣れない言葉が目に留まりました。福分とは本来、幸運という意味の ようですが、少し違った解釈もあるようです。 ミレーの『晩鐘』の絵を例に、“福分”の説明が書いてありました。 ※画像は…

賢い人になるための7つの条件

古いノートを整理していたら、ユダヤの格言をメモしたものが 出てきました。きっといつか役に立つかもと思って、書き留めて おいたのでしょう。 賢人になる七つの条件 1.自分より賢い人がいる時は沈黙する 2.人の話の腰を折らない 3.答えるときに慌て…

この差は天地ほど大きい

勢いが止まらないコロナ、そして体温を超える猛暑。 たとえ行動制限がなくても、外へ出る気力も失せる今日この頃です。 大人はそうでも、小学生、中学生の孫たちは元気モリモリ。 夏休みを十分に満喫しているようです。 中学生になったハル君は、鉄道と魚釣…

わが半生は、簓(ささら)と共に

簓(ささら)。 あまり耳慣れない言葉ですが、私にはとても思い入れがある言葉です。 息子が小学生の頃、PTAの広報委員で知り合った方とミニコミ誌を 作ろうという話になり、タイトルの候補を幾つか挙げ、最終的に 二人が選んだのが“簓(ささら)”でした。さ…