シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

鷲のように翼をかって

 
   若者も疲れ、たゆみ、若い男もつまずき倒れる。
   しかし、主(しゅ)を待ち望む者は新しく力を得、
   鷲のように翼をかって上ることができる。
   走ってもたゆまず、歩いても疲れない。
                       (旧約聖書イザヤ書40:30-31)
 
この聖書のことばの後半部分にメロディをつけた、ワーシップソングがあります。
まあ、賛美歌のようなものと言ってよいかもしれません。
以前、ドイツ人の宣教師さんに教えていただいたのですが、
なんとなく元気が出ない時に口ずさむと、不思議と力が湧いてくるのです。
上空に向かい、翼をかって駆け上る大鷲の、壮大なイメージが浮かぶ
からかもしれません。きっと大鷲の目は、明日への希望というゴールを
しっかり見据えているのでしょうね。
 
3月の大震災が残した爪痕が癒えるには、まだまだ時間がかかるでしょう。
被災した方々の肉体的、精神的な疲れは極限状態にあると思います。
でも、どんなに疲れ果て、前へ進めないような時でも、この聖書のことばに
あるように神様に期待し、望みを持ち続けるなら、力が増し加えられること、
さらに高く飛翔できるということ‥。そのことを信じ、けっして歩みを止める
ことなく進んで行ってほしいと切に思うのです。
 
期待するということ、信じて待つということ。
簡単なことではありませんが、一歩を踏み出すには必要なことだと思います。
 
写真は東北新幹線(仙台辺り)の中から、夫が撮影したもの。
この雲、よくみると鷲の翼のようにも見えますね。
並み居る うろこ雲を蹴散らし、天空に突き進む姿がきれいです。