今年の暑さは、夏が好きな私にも耐え難い、それほどの猛暑でした。
マンション6階のベランダは、焼けつく太陽を思いきり吸収し、
ゴムのサンダルの紐が溶けてしまうほどに。
そんな真夏日が続いたから…
というのは言い訳になりますが、草花の手入れが十分にできなくて、
幾年も越冬した鉢植えの花たちを枯らしてしまいました。
ようやく季節が変わり、秋風が立つようになって、
庭の手入れには もってこいの気候になったのですが、
暑さでサボっていた家事やら、用事に追われて腰をあげられず、
さらに季節が変わろうとしているのに、未だ手つかず状態。
そんな怠け者の私を励ますかのように、ひからびた葉っぱの陰から
花を開かせてくれた、健気なクジャクサボテン。
その神々しいまでの美しさに、手入れを怠った申し訳なさで
いっぱいになりました。昨日の朝のことです。
花が育つところには、
いつでも雑草が生える。
私は雑草を抜き、
花を育てる人になりたい。
A.リンカーンの言葉ですが、きれいな花を咲かせるためには
環境を整えることが絶対条件であることを教えてくれます。
雑草もそうですが、自分を取り巻く雑事、雑念の整備も大切です。
自然を相手に、後回しは効きません。
クジャクサボテンの写真を、自分の戒めにしようと思います。