シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

聖書

信仰は心の自律神経 

2月末、ちょっと体調を崩していました。若い頃からの持病のような ものですが、寒暖差の大きい季節に自律神経のバランスを崩すようです。 自律神経には二種類あって、交感神経と副交感神経で構成されていますね。 よく交感神経はアクセル、副交感神経はブレ…

No Rain, No Rainbow. 

今はほとんどアップデートを果たせていない、不真面目な管理人では ありますが、あるSNSで「ことばの宝石箱」というコミュニティを運営 しています。日々の暮らしの中で、心に響いたことばを多くの人と分かち 合いたい。そんな思いで立ち上げたコミュニティ…

するとそのとき、主が通り過ぎた。(列王記 上)

新年おめでとうございます。今年も緩やかなペースではありますが、 枠にとらわれず、心に浮かぶあれこれを綴っていきたいと思いますので、 昨年同様よろしくお願い申し上げます。 誰もが新しい年への希望を胸に迎えたであろう2024年の初日。 最大震度7を記…

晩節を 輝いて生きるために

タイトルに“晩節”と書いて、我ながら苦笑してしまいました。 金婚式も迎えたし、正直、残り人生のカウントダウンは始まって いるので、晩節に違いはないのですが…(~_~;) 文字がぼやけたり、二重に見えたりと目に違和感を持つように なってから読書量が減って…

ポプリが香る金婚式の宴(うたげ)

10月20日、結婚50周年を迎えました。 「人間五十年 下天の内をくらぶれば、夢まぼろしのごとくなり」 ~悠久の時の流れに比べたら、50年はあっという間である。~ 織田信長が好んだ言葉だそうですが、そうは言うものの50年の 歳月は決して短くはありません。…

人生という旅に 賛美の歌を

日曜ごとに行われる礼拝の式次第の中ほどに、聖書の「交読文」の プログラムがあり、司会者と会衆が1節ずつ交互に聖書を読み上げます。 10月8日の礼拝では旧約聖書の詩篇119篇の一部を交読しましたが、 心にグッと響く1節がありました。 「あなたのおきては…

ルツ記、先の見えない中での一歩から

そもそも、聖書から学んだことをブログに書き留めてみようというのが、 ブログを始める動機でもあったわけですが、いつのまにか普通のつぶやき ブログになっていることを反省しています(^o^;) 初心に返り、今日は 最近の礼拝説教を振り返ってみようと思いま…

パワー全開、向日葵の似合う季節に

ここ数年、暑さの記録更新が続いています。生まれが北国だった こともありますが、私が子供の頃は扇風機すら珍しく、窓を開け放し、 ひたすら団扇で扇ぐのが当たり前だったのですが…。 ベランダの鉢花も、心なしか元気がありません。人間と同じ、 連日の猛暑…

わたしはぶどうの木、あなたがたは枝です。

ぶどうが美味しい季節になりました。芳醇な味と香りの ぶどうそのものも好きですが、私はぶどうをモチーフにした 器や小物も好きで、ぶどうをあしらったオブジェがけっこう 並んでいます。これまで油彩、水彩、アクリル、パステル…、 様々な画材で絵にも描き…

夏に絵を描く習慣がよみがえる

5年ほど前まで毎年、夏に開催されていた「かわさき平和 美術展」。絵画サークルの先生が主催者というご縁で、居並ぶ プロ、セミプロの画家さんに混じって、厚かましくも素人作品を 出品させて頂いていました。 夏が近づくと、今年は何を描こうかと題材を決…

健全なヘルス・マネジメントの勧め

アオセイヨウヒルガオ お気に入りの卓上カレンダーをデスク周りの3箇所に置き、 毎日、必ず目を通すのがルーティンになっています。今日は その中の一つ、小牧者出版発行「幸いな人カレンダー」の 6・7月に掲載されている記事を紹介したいと思います。 「…

『ドリアン・グレイの肖像』、そして “メメント・モリ ”

日頃から読みたかった文庫本3冊を、ネット注文で購入しました。 その中の一冊、オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』 (福田恆存訳/新潮文庫)を読み終えたところです。 朽ちることのない若さや美を求めてやまない、人間の欲望の おぞましさに…

ノブリス・オブリージュ、位高ければ徳高きを要す

今年7月、郷里仙台で兄の七回忌法要が執り行われます。 兄と最後に会ったのは亡くなる前年の秋。仙台の施設に入所中の 兄を訪ね、1時間ほど談笑した時のことでした。 兄は若い頃、製薬会社に勤務しており、都内の病院の医療従事者 とも少なからず接点があっ…

人それぞれに 福音の種は蒔かれている

先日、同郷の友人からランチのお誘いがありました。 友人といっても学生時代の2年先輩で、古くから家同士の 付き合いがあり、ずっとお世話になりっぱなしの女性です。 しかも、彼女のご両親は私たち夫婦のご媒酌人という御縁。 今までも、これからもずっと良…

デンマーク・カクタスの開花に思いをよせて

ようやくデンマーク・カクタスの花が開花しました。 花の命は短くて…とは言いますが、蕾が少しずつ膨らんで、 花びらが開くまでの時間は、思いの外、長く感じられます。 大きな鉢に植え替え、肥料を与え、土が乾かないように 水を注ぐ。たったこれだけの手間…

斧が鈍くならないうちに 刃を研いでおこう

2022年もあと残り3日になりました。 もう少し若い頃は年末の大掃除やら、買い出しやらで大忙しの 時期でしたが、近年は何とものんびりしたもの。少々気合が 入るのは年賀状書きくらいでしょうか。それも、ここ数年、 多くの方が年始挨拶の終了を告げられ、枚…

思い煩いからの解放

恒例になっているクリスマスカードの作成も、無事終了。 やれやれと、ホッとしているところです。 とは言うものの、すぐに手を動かしたくなる私。今度は 栞作りを始めています。クリスマスカードの台紙から出る 大量の半端紙。レザックという、なかなかの高…

霧の摩周湖から届いた贈り物

世代は違うけれど、親しくしている若い友人から、 封書で、北海道旅行の可愛いお土産が届きました。 小さな木彫りのストラップ。入っていた小袋には 道の駅摩周湖温泉のお店の名が書かれていました。 摩周湖と言えば、やはり“霧の摩周湖”となりますよね。 15…

心配事の9割は、実際には起こらない

※ 紫陽花の返り花 「心配事の9割は実際には起こらない」というインパクトの ある言葉を、何かの本で目にしたことがあります。 人間の心はなかなか複雑に出来ていて、心配や不安の種が 芽生えると、それがいつの間にか増殖し、気がつくと 八方塞がりになって…

「敬老の日」~思いを新たに~

ホトトギス 9月19日夜、中学生と小学生の孫から電話が来ました。 「今日は敬老の日だから、電話したんだよ」と。 もう、「敬老」の対象であることは重々承知していますが、 忌憚のない孫たちの言葉によって正真正銘、れっきとした 老人であることを自認する…

素晴らしいセーフティネットのある社会 ~ミレーの『晩鐘』から~

古い読売新聞のコラム「編集手帳」を読み返していたら、福分という 耳慣れない言葉が目に留まりました。福分とは本来、幸運という意味の ようですが、少し違った解釈もあるようです。 ミレーの『晩鐘』の絵を例に、“福分”の説明が書いてありました。 ※画像は…

賢い人になるための7つの条件

古いノートを整理していたら、ユダヤの格言をメモしたものが 出てきました。きっといつか役に立つかもと思って、書き留めて おいたのでしょう。 賢人になる七つの条件 1.自分より賢い人がいる時は沈黙する 2.人の話の腰を折らない 3.答えるときに慌て…

コーヒーの木と、絵本『にんじんのたね』から

ずいぶん昔の話になりますが、絵画教室の友人からコーヒーの木の 苗を分けていただきました。ツヤツヤした葉がとてもきれいなので、 ずっと大切に育てています。 どんどん葉を繁らせてサイズアップしていくものの、いっこうに 蕾をつける気配もありません。…

レンテンローズ “私の心を慰めて”

仕事や用事がない日を除き、ほぼ1万歩のウォーキングを 日課にしている夫に比べ、ほとんど外へ出かけない私。 歳のせいもあるでしょうが、階段の上り降りが以前より 遅くなり、やや長い階段だと途中で一休みすることも 多くなりました。これはフレイルの兆…

蘖(ひこばえ)に見る儚さと力強さ

今年も桜が満開の季節になりました。 絢爛な装いが、一時、コロナの憂さを忘れさせてくれます。 毎週木曜日、聖書を読む会という集会があります。 先日、用いているテキストの中に“ひこばえ”という言葉が 出てきました。さすがに年配の方々は“ひこばえ”を知…

聖書通読の醍醐味とは‥

節分草 昔々のミッションスクール時代、礼拝説教であったか 授業で語られた言葉だったか、定かではないのですが、 その時に心に刷り込まれたことについて、少し書いてみます。 「Bible」は一般に「聖書」と呼ばれていますが、Bibleとは 本来「The Book」、つ…

感謝というワックスで、心の大掃除

先日、諸々の事情で延び延びになっていたファミリー イベントを、まとめて執り行いました。長男の誕生日、 次男のお嫁さんの誕生日、そしてクリスマスのお祝いです。 小3孫の女の子は、「ケーキ3回分が1回になった」と 不満顔でしたが、ともあれ楽しい団ら…

バイブルクラスのある幸せ

昨年春、コロナによる自粛生活が求められるようになって以来、 あらゆる方面での様式、方針の見直し・変更が余儀なくされました。 私個人の日常生活に当てはめて言うなら、毎週日曜日の礼拝を 初め、教会の諸集会 然り、サークル活動 然り、美術館めぐり 然…

薄桃色の野菊によせて

まだ幼かった孫が、空き地のフェンスからはみ出していた 野菊を摘んできたことがありました。いっしょに鉢に植え替えて から、孫も野菊も、びっくりするほど大きくなりました。ちなみに 孫はもう小学6年生。ついに身長も追い越された祖母です 野の花は根付…

脳トレに 言語学習アプリを始める

昔、脳に刷り込んだものはけっこう憶えているのですが、 近年、新たに覚えたものは、見事にすぐ忘れます。 これを俗に言う、「歳のせい」なのでしょうね。 ただ、このまま新しい知識が忘却の彼方へ消えてしまうのは もったいない。少しでも脳を刺激すること…