聖書
ずいぶん昔の話になりますが、絵画教室の友人からコーヒーの木の 苗を分けていただきました。ツヤツヤした葉がとてもきれいなので、 ずっと大切に育てています。 どんどん葉を繁らせてサイズアップしていくものの、いっこうに 蕾をつける気配もありません。…
仕事や用事がない日を除き、ほぼ1万歩のウォーキングを 日課にしている夫に比べ、ほとんど外へ出かけない私。 歳のせいもあるでしょうが、階段の上り降りが以前より 遅くなり、やや長い階段だと途中で一休みすることも 多くなりました。これはフレイルの兆…
今年も桜が満開の季節になりました。 絢爛な装いが、一時、コロナの憂さを忘れさせてくれます。 毎週木曜日、聖書を読む会という集会があります。 先日、用いているテキストの中に“ひこばえ”という言葉が 出てきました。さすがに年配の方々は“ひこばえ”を知…
節分草 昔々のミッションスクール時代、礼拝説教であったか 授業で語られた言葉だったか、定かではないのですが、 その時に心に刷り込まれたことについて、少し書いてみます。 「Bible」は一般に「聖書」と呼ばれていますが、Bibleとは 本来「The Book」、つ…
先日、諸々の事情で延び延びになっていたファミリー イベントを、まとめて執り行いました。長男の誕生日、 次男のお嫁さんの誕生日、そしてクリスマスのお祝いです。 小3孫の女の子は、「ケーキ3回分が1回になった」と 不満顔でしたが、ともあれ楽しい団ら…
昨年春、コロナによる自粛生活が求められるようになって以来、 あらゆる方面での様式、方針の見直し・変更が余儀なくされました。 私個人の日常生活に当てはめて言うなら、毎週日曜日の礼拝を 初め、教会の諸集会 然り、サークル活動 然り、美術館めぐり 然…
まだ幼かった孫が、空き地のフェンスからはみ出していた 野菊を摘んできたことがありました。いっしょに鉢に植え替えて から、孫も野菊も、びっくりするほど大きくなりました。ちなみに 孫はもう小学6年生。ついに身長も追い越された祖母です 野の花は根付…
昔、脳に刷り込んだものはけっこう憶えているのですが、 近年、新たに覚えたものは、見事にすぐ忘れます。 これを俗に言う、「歳のせい」なのでしょうね。 ただ、このまま新しい知識が忘却の彼方へ消えてしまうのは もったいない。少しでも脳を刺激すること…
もう20数年前のこと。ドイツ人宣教師S先生が教会を訪ねて きました。教会の主任宣教師だったB先生と神学校時代の同期で、 親友でもあったことから、二人はいつも協力関係にあり、よく 教会を訪ねていたのを覚えています。明るく、フレンドリーな S先生とは、…
聖書は心に響く言葉の宝庫です。多くのクリスチャンは、 いくつもの愛唱聖句を持っています。 私の好きな聖句の一箇所、箴言(しんげん)27章17節を、 3通りの訳で書いてみます。“友”の本質を突いています。 鉄は鉄によって研がれ、人はその友によって研がれ…
昨年以来、習い事への取り組みもずいぶん減りました。 二回のワクチン接種も済み、遠慮がちにではありますが、 サークル活動にも復帰し始めています。 陶芸の先生から「作品が焼き上がりました」という連絡を いただいたので、ワクワクしながら受け取りに行…
桜が散る頃は、まだ肌寒さが残りますが、柔らかな陽の光が 確かな春の訪れを感じさせてくれます。 4月に小学6年生になった孫(男の子)は、幼い頃から植物が 好き。電車、魚‥と興味の対象は増えつつありますが、もともと、 好きなものへの関心は今も進行形…
真面目な人ほど問題や悩みを解決しようと、一生懸命になりがち です。哲学、心理学、スピリチュアル‥。様々な分野の中に、 納得できる答えを探そうとします。 果たして、答えは見つかるのでしょうか。 藤木正三著 『灰色の断想』の中に、こんな一文がありま…
東日本大震災からまもなく10年。 私はその日、上り東北新幹線の中で地震に遭遇しました。 10年一昔と言いますが、3月の声を聞くと当時の記憶が コマ送りのように蘇ります。それだけ深く心に根を下ろした 出来事だったのだと思います。 避難所へ一歩を踏み…
聖書学者のマシュー・ヘンリーのことばから。 感謝は足し算のようなもの すべてのことに感謝すると そこには神様の祝福が増し加わる どこででも、どんなことにでも感謝すると プラスの祝福が訪れる しかし反対に 恨みと不平は 引き算のようなもの 有るものま…
※新年にあたりタイトル・トップ写真を新しくしました。 ブラックティという、クラシックな色合いの薔薇。 絵は油絵を描き始めた頃の作品です。 新年おめでとうございます。 憂慮すべきコロナ禍中に迎えた2021年。この非常事態が 終息に向かい、一筋の光明が…
ニットデザイナーの友人がいまして、余った毛糸や段染め糸を沢山 いただきました。かなり細い糸なので、手持ち毛糸と2本取り、 3本取りに取り混ぜて、ベストを編み始めています。最近、目も 手もおぼつかなくなってきて、完成の日の目を見るのか、何とも 怪…
少し前のニュースになりますが、10月20日、86歳の誕生日を 迎えられた上皇后 美智子様が宮内庁を通して、お言葉を語られ ました。それは何とも麗しく、心の奥底に沈む澱(おり)を 一掃してくれるような、実に清々しいものでした。 「できなくなったこと」へ…
11月も半ばを過ぎ、クリスマスの準備が始まる頃になりました。 毎年、クリスマスカードを作り、教会の皆さんにお買い上げ いただき、収益金をクリスマス献金として捧げています。 いつの頃からか趣味の手作りカードを喜んでくれる方が増え、 リクエストも多…
最新作の小丼 吉野弘さんの詩集の中に、「ステンレスという名のあなたに」と いう、ちょっとユニークなタイトルの詩があります。ステンレスの 特質をよく捉えていて、人間の生き方にも通じる深い味わいが あります。 ステンレスという名のあなたに 吉野 弘 …
数年前のこと。 友人が「エジプト王家のエンドウ豆よ」と言って、くれた種を 蒔いたら、芽を出しました。双葉はまるで朝顔のよう。 どんどん成長し、花を咲かせました。朱色に近い赤い花。 でも確か、エンジ色の花が咲くと聞いていたのだけれど‥。 そこで植…
「私の教えを、自分の瞳のように守れ。」 (箴言7章2節) 旧約聖書・箴言(しんげん)に書いてあることばです。 箴言と聞くと、馴染みが薄いかもしれませんが、教訓や戒めと なる短いことば、つまり格言のようなものと言えば分かりやすい かもしれません。…
読書好きのお嫁さんに「何か面白い本ある?」と聞くと、 最近は音声で聴く電子図書を利用していると教えてくれました。 目が疲れやすくなり、かなり読書量が減って来ていたので、 それもありかなと食指が動いていたところ、偶然「聴くドラマ 聖書」の情報を…
パンデミック(pandemic)という言葉を初めて聞いたのは、 ここ数年のことでしょうか。耳新しい言葉です。 ウィキペディアで調べるとパンデミックとは、「ある病気 (感染症)が国中あるいは世界中で流行すること」とあります。 今、中国の湖北省武漢市を中…
やたらと長いタイトルですが…。 中山庸子さんの著書『夢ノートの作り方』から引用させて いただきました。以下の文も同書からの引用です。 どんなに手が届かないように思えることでも、 毎日すべてのことが実行できなくても、 ほんの小さな行動の積み重ねで…
新しい年を始める前に用意するものとして、手帳や日記帳があります。 今は3年、5年、10年と対応できるものも市販されていて、選ぶのも なかなか大変な時代かもしれません。 私は手帳にはあまりこだわりがなく、その年々で使いやすそうな ものを選んだり、手…
先日の水彩画教室で、鉢植えのシクラメンを描きました。 薔薇や紫陽花、向日葵などはよく描きますが、シクラメンには 過去3度ほどしか挑戦していません。シーズンが、慌ただしい 12月頃の花だからかもしれませんね。 12月17日付の読売新聞・編集手帳に、1975…
『わたしたちが正しい場所に 花は咲かない』 たまたま目にしたこの本のタイトルが気になり、誰が書き、どんな 意味、どんな内容の本なのかをGoogleで調べてみました。 作者はアモス・オズ(1939-2018)。イスラエルの著名な作家です。 イスラエルとパレスチ…
社員向け歳末バーゲンの案内に食指が動いたか、長男が高額の 松茸4本セットを購入。いくら安いとは言え、なんと24,000円也。 過去、永谷園のお吸い物でごまかしてきた我が家の食卓の歴史に 遂にピリオドが打たれました。次があるかも分からないことなので、 …
風邪の予防にビタミンCが効果的という通説を信じ、数年前から 毎朝、リンゴジュースにレモンを絞って飲んでいます。夫と二人 でレモン一個。農薬を使わない国産のものなら一個120~150円。 けっして安くはありませんが、健康対策として続けています。 3、4…