シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

リューデスハイム(つぐみ横丁)の看板から

 

 かれこれ30年近く前、ドイツ・オーストリア・スイスを回る旅に出た

ことがあります。行く所はすべて絵ハガキの世界に飛び込んだような

美しい景色ばかり。まさに、いのちの洗濯と言った旅になりました。

 

 朝、フランクフルト空港へ出迎えてくれたのは親しくしている宣教師さん。

最初に案内してくれた所がリューデスハイムというドイツ有数のワインの

名産地。ライン川クルーズの起点となる地でもあります。

 リューデスハイムの代名詞、「つぐみ横丁」というワイン酒場が連なる

路地をブラブラ。早朝だったので路地はシーンと静まり返っていましたが、

どのお店にも目を引く鋳物の看板が吊るされていて、右に左に目を移す

のが忙しいほど(^o^;) 因みに「つぐみ横丁」の名前は、当時よく建物の

屋根に飾られていた、ツグミ鳥のモチーフから来ているとのことでした。

 

 

 ヨーロッパにはこういった吊るし看板や壁絵などの文化がありますが、

その芸術性にとても心が惹かれます。本物を目にした感動を、なんとか

絵で表現できないかなと思い、アクリル画で描いたことがありました。

大分アレンジしていますが、ぶどうは特に好きなモチーフなので、一粒一粒

表情を変え(たつもり)、一生懸命に色を重ねたのを思い出します。

作品名は「みのり」。まだ絵を始めて日が浅い頃の拙い作品ですが、

自分的には珍しい半抽象の作品なので、お気に入りの一枚です(*^^*)

 

 ぶどうは聖書の中によく出てくる果物。 以前、ぶどうの絵を用いた礼拝

説教がありました。その時のメッセージがとても印象深く、今もしっかり心に

刻まれています。9粒ある大きなぶどうの房に書かれた、それぞれの言葉。

この聖書箇所を愛唱聖句として諳んじている人は多いのではないでしょうか。

 

   御霊(みたま)の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、

  柔和、自制です。このようなものに反対する律法はありません。

              (ガラテヤ人への手紙5章22-23節)

 

 市場にぶどうが出回る季節になったら、また新しいぶどうを描いて

みようかなと、ただいま思案中です(*^^*)

<