シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

しあわせの花束

中原淳一というと、黒瞳がちの洋風な美少女の絵が思い浮かぶのでは ないでしょうか。小学校低学年の頃、少女雑誌にとじ込み付録でついて きた絵を丁寧に切り取って集め、一生懸命に真似をして描いていました。 同世代の女性なら、同じような経験が一度や二…

名文に酔いしれる

昨年の『八重の桜』に続き、今年もNHK大河ドラマ 『軍師 官兵衛』を見ています。2つのドラマの共通項は 新島八重も黒田官兵衛もクリスチャンであったこと。 公共放送で、どこまで信仰というテーマを取り扱うのか その辺りへの興味深さもあって、楽しんで見…

人生の法則

今、ジョン・クァン著『一生感謝』という本を読んでいます。 クリスチャンは、祈りの時、信仰の体験を話す時、 折々に「感謝」という言葉を口にしますが、すべてが心の底から 湧き上がる思いというより、習慣や常套句になっていることに気づき、 反省するこ…

落ち椿

花の詩画集で有名な星野富弘さんの「四季抄・風の旅」の中に 「つばき」というタイトルの詩があります。 つばき(1978) 役割を果し 今まさに散ろうとしている花 そのとなりでは 開きかけた つぼみ ひと枝の椿も 大自然の縮図だ 私が住んでいるマンションは…

「階段を降りる生き方」

工藤信夫著『人生の秋を生きる』(いのちのことば社)を読み、 ふと目に止まった言葉がありました。 「階段を降りる生き方」 「?」 先ずは、そんな印象でしょうか。 そもそも、今は小寒。この時節に“秋”についての本ですか? そんな突っ込みが来そうですが…

勇気

一月の浅間山 「勇気の教訓」 阿久悠著 『ただ時の過ぎゆかぬように』より 勇気を忘れて何年になるだろう いや 何十年かもしれない 勇気に体が反応することを すっかり忘れていた 勇気の価値を知ってはいるが それは頭の中だけで 何よりも優先してそれが働…

晩秋を共に生きる

8月、恒例の美術展に今年も参加させていただきました。 テーマは去年に引き続いて、自然と生物の「共生」。 紅葉のなごりはあるものの、最後の一葉になったツタモミジ。 冷たい岩肌に、弱々しく しがみつくカナブン。 冬を迎えようとしている山の石垣と、そ…

人生の土台

家 流木 舞子著『立ち返る勇気』より 「あなたの家を 眺めてごらん 修繕するところはないだろうか?」 私は外に出て家の外観を見て回り 中に入って部屋の隅々まで点検した ペンキが少々はがれていて 床が幾分よごれていた 「大丈夫です この程度の修繕なら半…

オレンジの紅茶はいかが?

立春を過ぎたとは言え、まだ春遠からじ‥。 氷雨が体の芯まで凍み通るようです。 そんな寒い冬の飲み物には、何を選んだら良いでしょうね? お気に入りの本をパラパラめくり。。。 あっ! 見つけました! これはどうでしょう? 「オレンジの紅茶」 ☆オレンジの…

☆夜明け前が一番暗い☆

「夜明け前が一番暗い」という言葉があります。 本当にそうなのかどうかということはさして重要ではなく、 暗い時代はいつまでも続かず、次には明るい未来が到来する‥ そんなメッセージなのでしょうね。 去年、『明けない夜はない』(GOSPEL VOICE)という一…

海を抱いたビー玉

最近ふとしたきっかけから“目から鱗”の小説に出会いました。 『海を抱いたビー玉』。 以前ブログで紹介した『永遠のサッカー小僧 中村憲剛物語』の著者、 森沢明夫さんの作品です。サッカー・ファンだったから出会えた本。 サッカーが好きで良かったと、心か…

何という愛

インターネット・ショッピングの楽しさを覚えてから、やや衝動買いが 増え、緩んだ財布の紐を締め直さねばと思っている今日この頃… 今朝も注文した図書が届きました。朝の家事もそこそこに読み始め、 結局は最後まで読み通してしまいました。 今、水を打った…

グランマ=モーゼスを目指して

グランマ=モーゼス(1860~1961)が絵を描き始めたのは、なんと彼女が75歳の時 だったそうです。貼り絵をして孫にプレゼントするのがモーゼスの楽しみでしたが、 リューマチを患ってからは貼り絵をするのが難しくなり、その代りにと絵筆をとった のがきっか…

『私の部屋のポプリ』から

映画監督だった熊井敬さんの奥様で、ポプリ研究家、エッセイストの 熊井明子さんのお洒落な文章が好きです。 博識を絵に描いたような方で、ご自分で紡ぎだされる言葉はもちろん 極上のものですが、古今東西の名言至言を、かくも軽やかに、そして インプレッ…

ドンキー・ステップであっても‥

「清い心」 清い心というのは、心にゆがみも曇りもまったくない 状態を言うのではないでしょう。 自分の心のきたなさに立ち止まり、 それをかたづけないことには一歩も前へ進めない人、 つまり自分を素通りできない人の心でしょう。 それは自分自身が何より…