シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

朝にあなたの種を蒔け

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新年おめでとうございます。

かなりゆっくりペースのブログですが、今年は少しだけ
更新頻度をアップできるよう、努力したいと思っています。
本年も引き続き、よろしくお願いいたします。

毎朝、欠かさずレモンジュースを飲んでいたおかげで、
一年間、風邪らしい風邪もひかず、秋の健康診断では
「H」の数値が一つ、血小板のみ。血小板「??」
先生からは全く問題なしとの、お墨付きをいただきました。
レモン効果、恐るべし!

それなのに、油断したのか年末に喉に痛みが‥。
市販薬で何とかおさめて、おせち料理に取りかかりました。

昭和48年に結婚し、ずっと作り続けているおせち料理
かなりの時間と労力を要するし、もうやめても良いかなと
毎年、毎年思いながら、なぜまた台所に立つのでしょう。
すっかり、脳内に刷り込まれているのでしょうか?

『いのちの継承』(小原 信著/新教出版社)という本の、
「種をまく」という頁に面白いことが書いてありました。

人生という旅路の朝になされる種まきは、その人の魂に
初期の刷り込みを行う作業である。

もし人生の初期に、うまく刷り込みができるなら、
その人の「心のふるさと」として、生き方の枠組みを
大きく左右することになる。

旧家で育った母は、何段もあるお重の料理を作る
母親の大変さを見、新年の朝の挨拶に何か所も回らされ、
おせち料理ありつく前には、ヘトヘトになったのだとか。
その反動のせいか、母は重箱やお正月の決まり事に囚われず、
みんなが好きなものしか作りませんでした。お雑煮、あんこ餅、
伊達巻、お煮しめ松前漬け‥。母の得意料理のイカの粕漬け、
くるみ餅、ごま餅、酢の物もあったかな。

幼い頃にインプットされた「おせち料理」は、母の味。
私も家族が喜ぶものしか作りません。(作れません^^;)

年齢と共に、作るのが億劫になってきているのは事実ですが、
体の自由がきくうちは、きっと作り続けるのでしょうね。
上述の本にも、こう書いてありました。

われわれの人生には、二つの忙しさ、二つのおもしろさが
混在している。楽でたのしい忙しさと、辛いが やりがいの
ある忙しさである。

おせち料理は一例だけれど、孫たちの心にも良い種が
蒔かれることを年頭に祈りたいと思います。

「朝にあなたの種を蒔け」(旧約聖書 伝道者の書11:6)