一週間前の朝のこと、布団の中で寝返りを打った瞬間、
グラリと天地がひっくり返る感覚がして目が覚めました。
立ち上がり、歩こうとしましたが右にフラフラ、左にユラユラ。
まともに歩くことができません。三半規管に弱さがあるのか、
忘れた頃に同じような症状に見舞われます。病院で処方して
いただいている薬を飲み、その日のうちに回復しましたが、
なかなか厄介な我が身ではあります。
めまいはすぐ収まったものの、翌朝はいきなりの こむら返り。
あまりの激痛に飛び起きました。冷湿布をして、半日ほどで
良くなりましたが、水分が足りてないのかもしれません(-_-;)
そして昨日は右足首に違和感あり。
かかとは平気なのですが、足首を地面に着けると痛みを
伴う不快感が走ります。湿布をし、包帯で抑え、ゆるい
サポーターで保護していますが、まだ完治はしていません。
健康診断では中性脂肪の値だけが基準値を超えていますが、
ほぼ優等生のレッテルを貼られているのに、なぜに次々と
不具合が起こるのでしょう?
正解は「“加齢”による」。
― はい、間違いないですね(^o^;)
どこかで「老いは迎え撃て」という言葉を聞いたことが
ありますが、あえて老いに抗わず、枯れてなお美しく、
自分らしく生きられたら、より良い人生の幕引きができる
ような気もします。
藤木正三さんの著書「福音は届いていますか」(ヨルダン社)
から一節を引用させていただきます。
「構えの点検」
世の中には、どうにかなることと どうにもならないことが
あります。そして、どうにもならないことに どう対するかに、
その人の人生に対する構えが表れるものです。どうにも
ならないことに抵抗するか、耐えるか、避けるか、諦めるか、
要するにそれを拒み続けるのか、それともそれを受け入れ、
引き受け、自分の生きる道をそこに認めるのか。前者は人生を
私物として固執する構えであり、後者は人生を預かり物として
返上する構えです。どうにもならないことは稀ですけれども、
構えの点検だけは日頃からしておきたいものです。
人生というものをどう捉えるか。道しるべになる言葉が
散りばめられていますね。人生は神さまからの預かり物。
来たるべき時が来たら、深い感謝を込め、潔く返上するという
心構えがあるかどうか。よくよく吟味したいものです。