シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

美しく老いるための心構え

f:id:fantsht:20210420225047j:plain

 

一週間前の朝のこと、布団の中で寝返りを打った瞬間、

グラリと天地がひっくり返る感覚がして目が覚めました。

立ち上がり、歩こうとしましたが右にフラフラ、左にユラユラ。

まともに歩くことができません。三半規管に弱さがあるのか、

忘れた頃に同じような症状に見舞われます。病院で処方して

いただいている薬を飲み、その日のうちに回復しましたが、

なかなか厄介な我が身ではあります。

 

めまいはすぐ収まったものの、翌朝はいきなりの こむら返り。

あまりの激痛に飛び起きました。冷湿布をして、半日ほどで

良くなりましたが、水分が足りてないのかもしれません(-_-;)

 

そして昨日は右足首に違和感あり。

かかとは平気なのですが、足首を地面に着けると痛みを

伴う不快感が走ります。湿布をし、包帯で抑え、ゆるい

サポーターで保護していますが、まだ完治はしていません。

 

健康診断では中性脂肪の値だけが基準値を超えていますが、

ほぼ優等生のレッテルを貼られているのに、なぜに次々と

不具合が起こるのでしょう?

 

正解は「“加齢”による」。

― はい、間違いないですね(^o^;)

 

どこかで「老いは迎え撃て」という言葉を聞いたことが

ありますが、あえて老いに抗わず、枯れてなお美しく、

自分らしく生きられたら、より良い人生の幕引きができる

ような気もします。

 

藤木正三さんの著書「福音は届いていますか」(ヨルダン社

から一節を引用させていただきます。

 

 「構えの点検」

世の中には、どうにかなることと どうにもならないことが

あります。そして、どうにもならないことに どう対するかに、

その人の人生に対する構えが表れるものです。どうにも

ならないことに抵抗するか、耐えるか、避けるか、諦めるか、

要するにそれを拒み続けるのか、それともそれを受け入れ、

引き受け、自分の生きる道をそこに認めるのか。前者は人生を

私物として固執する構えであり、後者は人生を預かり物として

返上する構えです。どうにもならないことは稀ですけれども、

構えの点検だけは日頃からしておきたいものです。

 

人生というものをどう捉えるか。道しるべになる言葉が

散りばめられていますね。人生は神さまからの預かり物。

来たるべき時が来たら、深い感謝を込め、潔く返上するという

心構えがあるかどうか。よくよく吟味したいものです。