シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

言葉

ストロベリー・キャンドル

(作者不詳) 喜べない時にも喜んだ。 耐えがたい時に、耐え忍んだ。 とどまっていたい時にも、前進し続けた。 会話を楽しみたい時に、沈黙を守った。 自分の考えがあったにもかかわらず、主に従った。 これが彼のすべてだった。 聖徒とは、どのような人の…

大きく広がる青空

「葉が落ちると、青い空は大きく広がる」 誰の言葉かは分かりませんが、このフレーズが大好きです。 ちょうど今、隣の神社の大樹は落葉の季節。 毎日、掃いても掃いても、マンションのベランダには落ち葉が ハラハラと舞い込んで来ます。 夏の暑い盛り、う…

桃色の三等切符

「桜 」 毎日の仕事の疲れや悲しみから 救はれるやう 日曜日 みんなはお花見に行く やさしい風は汽車のやうにやってきて みんなの疲れた心を運んでは過ぎる みんなが心に握ってゐる桃色の三等切符を 神様はしづかにお切りになる ごらん はらはらと花びらが…

花を育てる人に

今年の暑さは、夏が好きな私にも耐え難い、それほどの猛暑でした。 マンション6階のベランダは、焼けつく太陽を思いきり吸収し、 ゴムのサンダルの紐が溶けてしまうほどに。 そんな真夏日が続いたから… というのは言い訳になりますが、草花の手入れが十分に…

本には月の光が‥

ウルッと心に沁みる言葉の一つに、プルーストの次のような言葉があります。 「本には それを読んだ夜の 月の光が織り込まれている」 種々雑多な光源であふれている現代は、漆黒の闇を体感することは 難しいことかもしれませんね。 寝苦しい夏の夜、布団を抜…

輝いて生きる秘訣

10月に、所属する教会で講演会を開催します。 テーマは“ナーサリーについて”。 ナーサリーと聞くと、幼児を持つ若い親御さんに的を絞った 内容に思われますが、それより一歩進んで、教会がナーサリーと いうものを通して、地域に住む子育て中のお母さんに、 …

人魚姫の海の色

アンデルセンの童話作家としての地位を不動のものとした作品は 『人魚姫』と言っても良いかもしれません。 ある日、嵐の海で遭難しかけている王子様を助けた人魚姫。 人魚姫は人間の王子様のことを忘れることができず、 魔女に頼んで尾ひれを人間の足に変え…

祈り

今年も新しい一年の幕が開きました。 あれよ、あれよという間に、もう一週間が過ぎようとしています。 今年こそ、時の流れに身を委ねるだけの消極的な生き方を改め、 潮目を見きわめ流れを引き寄せる、そんな生き方を目指したいと 思っています。 2009年…

金色の世界

金星 (ヴィナス) 三好 達治 海のやうな 夕べの空に 耳鳴りほどの羽音をたてる 金の蜜蜂… 谷の向ふ 向ひの山の 疎林の上に休んでゐる 金星(ヴィナス) やがて彼女は尾根に隠れる 私は石の上に登る しばしの間 彼女は見える やがて彼女は尾根に隠れる 私は…

踏みつぶされた葡萄から

本を読んでいて、ダイナマイト級のパンチを喰らったような強烈な言葉に 出会うことが、少なからずあります。 今日も、そんなダイナミックな言葉に出会いました。 ヘンリー・ナウエンという神学者の『今日のパン、明日の糧』という 本の中に書いてあった言葉…

私は‥ 信じます

わたしは日が照っていないときでも、 太陽の存在を信じます。 愛を感じることができなくても、 愛の存在を信じます。 神が沈黙している時でも、 神の存在を信じます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ これは、第二次大戦中に爆撃…

あしあと Footprint

あしあと Footprint マーガレット・F・パワーズ ある夜、わたしは夢を見た。 わたしは、主とともに、なぎさを歩いていた。 暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。 どの光景にも、砂の上にふたりのあしあとが残されていた。 ひとつはわたしのあ…

「ことば」と「沈黙」

三、四年前、何気なく開いた新聞に、ハリール・ジブラーンという レバノン生まれの詩人の記事が載っていました。 その時、私はジブラーンという名前を初めて知り、心のセンサーが 動くままに一冊の詩集を購入。そこに書かれている言葉の美しさ、 宇宙的なテ…

ターシャのように

ターシャ・チューダーという女性をご存じですか? ターシャはアメリカ・バーモント州の森に住む、挿絵画家。人形作家。 そして世界中に多くのファンを持つ、1915年生まれのガーデナー。 化粧品会社は今、競ってアンチ・エイジングを謳い、新製品の開発に 力…

矢車草

学生時代、旧姓の一文字を取って「コン」という愛称で呼ばれていました。 だからというわけではないのですが、紺色、群青色、藍色、瑠璃色‥ 昔から青い色が好きです。特に寒色系のブルーが。 色辞典にあるかどうかは分かりませんが、ロイヤル・ブルーという…

六〇パーセントの幸せ

六〇パーセントの幸せ あまり多くを望んではいけません。 ほどほどでいいでしょう。 完全にしようなんて思わないでください。 そもそも完全ってどういうことですか。 人によって完全のものさしは違うのではありませんか。 あなたの持っている完全のものさし…

ことばの宝石箱

自分の生き方を左右するほど力強い言葉、メッセージに出逢った人は 幸せだと思います。私にとってはバイブルが「ことばの宝庫」。 中でも極めつけは、聖書にある次の言葉でしょうか‥ 神のことばは生きていて、 力があり、 両刃の剣よりも鋭く、 関節と骨髄の…