シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

輝いて生きる秘訣

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10月に、所属する教会で講演会を開催します。

テーマは“ナーサリーについて”。
ナーサリーと聞くと、幼児を持つ若い親御さんに的を絞った
内容に思われますが、それより一歩進んで、教会がナーサリーと
いうものを通して、地域に住む子育て中のお母さんに、
どんな手助けができるのか?
そんな可能性、方向性を探るのが主旨の講演会です。

実は今回、講演会のチラシを作成する役目が回ってきました。
そこで、いかにも泥縄式ではありますがナーサリーについての
予習をしようと、講師を務めてくださる方の著書を読んでみました。
ぼんやりしていたナーサリーの輪郭がはっきりしたことは、
思いがけない収穫でした。
また、ハッと気づきを与えてくれる言葉にも出会いました。

「本当の心配事は8%、あとの92%は、本人の思い込みからきている」

アメリカでカウンセラーとして活躍したウォルター・カルバート博士が、
たくさんの相談を受けて出した結論だそうです。
この言葉は子育てに限らず、どんな状況にも当てはまるような気がします。
おおよそ心配事というものは、マイナス因子が引き合って、
雪だるま式に膨れていることが多いのですから。

「ダイヤモンドの元素は炭素。つまり、炭である。地下100劼僚蠅如
数十万気圧で圧縮され、さらに2000度の高熱の溶岩で熱されてできる。
しかし、それだけではあの輝きは出ない。ダイヤモンドはあまりに硬くて、
ダイヤの粉でなければ磨けないという。硬度10というダイヤモンドで磨かれ、
ブリリアン・カット、エメラルド・カット、マーキーズ・カットという技巧を
施されて、初めて輝き出す。これは、ストレスを与えられたからこそ
輝き出すということである。」

砥石がイガイガ部分を削り取ってくれたり、ダイヤモンドの粉が
表面をピカピカに磨いてくれるように、ストレスを自分の中に
上手に取りこむ人が、いつかきっと輝きを放つ人。そんな風に思えます。

写真は今年の夏、ベランダに咲いた百合の花。
風雨や日照りに耐え、害虫の危険にさらされ、徹底的に手入れを
サボられるという過度なストレスにも負げず、健気に咲いた
白百合です。