「桜 」
毎日の仕事の疲れや悲しみから
救はれるやう
日曜日 みんなはお花見に行く
やさしい風は汽車のやうにやってきて
みんなの疲れた心を運んでは過ぎる
みんなが心に握ってゐる桃色の三等切符を
神様はしづかにお切りになる
ごらん はらはらと花びらが散る
上の詩は杉山平一さんの「桜」という題の詩。
毎日の仕事の疲れや悲しみから
救はれるやう
日曜日 みんなはお花見に行く
やさしい風は汽車のやうにやってきて
みんなの疲れた心を運んでは過ぎる
みんなが心に握ってゐる桃色の三等切符を
神様はしづかにお切りになる
ごらん はらはらと花びらが散る
上の詩は杉山平一さんの「桜」という題の詩。
大切に、心の中に握っている桃色の三等切符を、神様に
順番に切っていただいて、風の流れを確かめるように、
はらはらと舞いながら、期待に胸弾ませながら、
それぞれの旅に出てゆく私たち。
グリーン車でも、一等、二等でもなく、三等切符というのが
素敵ですね
日本という美しい国に生まれて良かったと、心から思える季節です。
写真は、今日、神奈川県大和市方面に花見酒に興じてきた
夫のナイス・ショットです。やはり青空に桜は映えますね