シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

ストロベリー・キャンドル

 
                       (作者不詳)
喜べない時にも喜んだ。
耐えがたい時に、耐え忍んだ。
とどまっていたい時にも、前進し続けた。
会話を楽しみたい時に、沈黙を守った。
自分の考えがあったにもかかわらず、主に従った。
これが彼のすべてだった。
 
聖徒とは、どのような人のことでしょう?
 
姿をかえた宝石
みすぼらしい着物をまとった王子
死ぬべき肉に宿した永遠の生命
別世界に遣わされた永遠の王の全権大使
王座の傍らで戴冠を待つ支配者
土の獄屋にあって、大いなる邸宅に住む 準備をする王のしもべ
黄金の道を目ざして、荒れた道を旅する者
深夜、丘に立って、永遠の朝を待ちわびる見張り人
 
星の輝きに似るため、磨かれるダイヤモンド
るつぼの中で、純度を高められている金塊
あこや貝の中で、生み出されようとする真珠
暗黒の夜に、やがて永遠の光と共に燃えあがろうとしている光
適地にあって、永遠の交わりを望みつつ 生きる寄留者
シャロンの薔薇の咲く国で、今、
花びらを開きかける花。            
 
どんな心境の変化か、夫が花の種を蒔き始めました。
100円ショップでパッケージに刷られた可愛い花を目当てに
「矢車草」「忘れな草」「ストロベリー・キャンドル」の3種類をチョイス。
 
咲き時が来て、それぞれが最高の装いを誇って咲き始めています。
 
その中で、初めて見る「ストロベリー・キャンドル」の愛らしいこと。
アカツメクサ? レッドクローバー?
キリッとした形といい、ノーブルな赤い色といい、変な表現ですが
地味な佇まいの中にも〝華のある花〟という感じがします。
 
ところで、世を救う真の光、御子イエス・キリスト3K(暗い・汚い・臭い)と
言われる家畜小屋のもっとも低い場所で、人知れずおうまれになりました。
 
きっとストロベリー・キャンドルも、野にあれば誰にも気づかれず
踏みつけられる雑草なのかもしれません。世の中の底辺にあっても、
目立たなくても、赤々と光を点すキャンドルにこれを見立て、
「ストロベリー・キャンドル」と名付けた人のセンスに拍手です!