学生時代、旧姓の一文字を取って「コン」という愛称で呼ばれていました。
だからというわけではないのですが、紺色、群青色、藍色、瑠璃色‥
昔から青い色が好きです。特に寒色系のブルーが。
色辞典にあるかどうかは分かりませんが、ロイヤル・ブルーという表現を
よく耳にします。ロイヤルという雅やかさに、とても心が惹かれます。
ただ、私が描いているイメージと、実際の色との間にはギャップがあるかも
しれない。そう思うと急に確かめたくなり、辞典で調べてみました。
ジーニアス英和辞典によれば、ロイヤル・ブルーは「藤紫色」。
〈 ふじむらさきいろ?? 〉
なんだかイメージしていた色と違って、「へえぇ‥」という意外な感じがします。
ロイヤル・ブルーは私の中では矢車草の青が、まさにそう!
野草研究家マシューズが矢車草の青色を指して、
「あらゆる青い花の中で最も完全な青」
と絶賛したというキリッとした青色。
少々ギャップがあったとしても、ロイヤル・ブルーは感じたそのままのイメージが
褪せることなく、私の中で生き続けるだろうと思います。