シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

聖書

思い煩いの処方箋

1月も半ばを過ぎてしまいました。 年頭のご挨拶が遅れましたが、本年もブログ「シャロンの薔薇」を よろしくお願いいたします。かなりスローペースではありますが、 ひらめきに従い、のんびり更新していきたいと思います。 お暇のある方は、お立ち寄りくだ…

祈りの実を集める

私が所属する教会では、今年から全体の取り組みとして 通読表を利用した聖書通読と、毎月の祈りの課題を まとめた祈りのノートに沿って、それぞれに祈る時間を 持つようにしています。 聖書通読、祈りに要する時間は人それぞれですが、 おそらく誰にとっても…

赦し合うということ

三十代の頃、教会の大先輩から一つの戒めとして教えられ、 それ以来ずっと肝に銘じている言葉があります。 “朝令暮改”(ちょうれいぼかい) あまり聞き慣れない言葉ですが、注意していると死語というわけでも ありません。最近で言えば7月半ば頃でしたか、…

すべてを完全に結ぶ帯

「これらいっさいのものの上に、愛を加えなさい。 愛は、すべてを完全に結ぶ帯である。」 (口語訳) コロサイ人への手紙3章14節 私は和服を全く着ません。和服が嫌いだからではなく、 帯の締めつけが極端に苦手だからです。病気では ありませんが、若い頃…

立方の世界に生きる

最近よく、聖書を題材にした映画が公開されますね。 もうかなり昔になりますが、私も高校時代に「十戒」という 映画を観に行ったことがあります。 今では陳腐に見えるトリックも、当時としては大スペクタクル。 紅海が二つに割れるシーンには度肝を抜かれま…

ノリ・メ・タンゲレ

昨年、友人に誘われて神田古書街に出かけた時のこと。 『あーるす・ぽえーてぃか」(斉藤和明著)という、ちょっとお洒落な タイトルに惹かれて購入した本の中に、おまじないのようなフレーズが 書かれてあるのを見つけ、興味深く読んでみると…。 <ノリ・…

「横に置く」という考え方

若い頃、詩というジャンルが苦手でした。 同じように絵画に対しても苦手意識がありました。 誰が見ても理解できる作品には共感もし、それなりの感想も 言えるのですが、それが抽象的な作品だったりすると、 作者の意図は?主題は?と、とたんに靄に包まれた…

聖書を楽しむ

今、毎週の礼拝説教でメモしたノートを清書する作業に 取り組んでいます。私が初めて教会の門をくぐったのは 今から25年前の10月。初めの2年間くらいは、ドイツ人 宣教師が語る説教を黙って聞くだけで、メモなども 取っていませんでした。 聞き流してしまう…

鷲のように翼をかって

若者も疲れ、たゆみ、若い男もつまずき倒れる。 しかし、主(しゅ)を待ち望む者は新しく力を得、 鷲のように翼をかって上ることができる。 走ってもたゆまず、歩いても疲れない。 (旧約聖書・イザヤ書40:30-31) この聖書のことばの後半部分にメロディを…

心を見張る

専業主婦と聞くと、時間に余裕があり優雅な暮らしぶりの 有閑マダムを連想する方が多いのでしょうか。 そんな専業主婦の私だから? 頼まれ事の、なんと多いことでしょう。 必ず在宅しているという安心感のゆえか、電話相談も日常茶飯事。 頼まれると断ること…

アーモンドの花咲く頃

木の実としてのアーモンドは知っていても、その花がどんな色や形を しているのかを知っている人は少ないと思います。 アーモンド。‘あめんどう’とも言われる果実。 それはちょうど桃や杏の花に似て、愛らしくたおやかです。 恥じらう乙女の頬のような薄紅色…