2021年も残り少なくなりました。誰もが希望的観測の下、
もっと暮らし良い一年になると信じていたことでしょう。
新たな、しかも感染力が強い変異株がまた現れ、不安は募る
ばかりですが、希望の灯が見える2022年になることを、心を
こめて祈るばかりです。
師走の字の通り、慌ただしい年の瀬。
用意周到にスケジュールを組み、きちんとノルマを消化し、
清々しい達成感に浸りながら新年を迎える‥のが理想ですが、
理想と現実は正反対であるのが人の常かもしれません。
To Do リストを列挙し、やり終えたらチェックを入れるようには
していますが、毎日、必ずやり残しが3つ、4つ。もう少し
上手に時間をやりくりしなければと、反省しきりです。
若い頃のようにテキパキと動けないし、すぐ疲れるので、
休憩時間が長すぎることも問題。休憩中、何かピンと頭をよぎると
そちらに心が動き、つい予定にないことを始めてしまう。時間は
どんどん押して行き、結果、「あ~、今日も終わらなかった」と
いうことに(-_-;) テスト前の勉強中、削らなくても良い鉛筆を
削ったり、引き出しの整理をしたり‥、「今じゃないでしょ!」
という感じの、時間の無駄遣いですね。
ルシンダ・バセットという人の言葉がズシンと心に響きます。
「誰にとっても 一日は二十四時間です。
その使い方を 私たちは自分で選ぶのです」
この年末、忙しさを言い訳に、自分を甘やかし過ぎないように、
セルフコントロールしていきたいものです。
トップの写真は私の部屋の掛け時計。今年の春、長い闘病を
経て天に召された教会の友人が、粘土細工を施しプレゼントして
くれたもの。一秒の狂いもない、優れものです。
これは、孫たちと一緒に陶芸教室で作った掛け時計。
あらためて思うのですが、時を知らせてくれる時計の存在は
何にもましてありがたい、貴重なものですね。