30年近く自分史を綴っていますが、最初に講師の先生から
受けたアドバイスに、次のようなものがありました。
一つは、あくまでも、正しい時代考証に基づいた“私”の
自分史であること。次に、一文は短く。読者の立場に立って、
一息でスラスラ読めること。そして読み手にとって最もつまらない
自慢話を避けること。どんなにカモフラージュしても、
自己陶酔、自己アピール感が透けて見える文には魅力無しと。
たしかにその通り。そんな文に出会ったら、斜め読みか、
続きを読まずにポイッ‥。そんな感じになるでしょうね。
重々、それは承知の上ですが、それでも自慢したくなる孫の
作品群。タカトシさんの「欧米か!」ならぬ、「天才か!うちの孫」
という、ババ馬鹿も大概のタイトルを掲げてしまいましたが、
一部を紹介させていただくことをご容赦くださいませ。
現在、小学6年生。作品の完成度から言えば、ごくごく普通の
レベルではありますが、孫が作るものは、発想のユニークさの点で
いつも驚かされるのです。
学校で裁縫の初歩を習ったのでしょうか。二日がかりで大好きな
魚のオブジェを作りました。型紙もレシピもまったく無し。自分が
最も好きな魚の形を思い出しながら、仕上げたのだとか。12歳の
男の子が考え、考え、チクチクとマスコット人形を縫っている姿を
想像すると、ちょっと微笑ましいですね。
過去には、こんなものも作りました。
3歳(金魚)、4歳(ケーキ)
5歳(回転寿司)、6歳(生け花)
幼い頃から物をよく観察する子供でしたが、細部にわたって
より本物に近いものを作ろうとする意欲、努力を、祖母は大いに
買いたいと思うし、これからもユニークな作品を作って楽しませて
くれることを願っています(^o^;)
神様はあなたがた一人一人に、何らかの特別な能力を
授けておられます。その能力によって、互いに助け合い、
神様からのあふれる祝福をひとり占めにはせず、他の人と
分かち合いなさい。
新約聖書 ペテロの手紙 第一 4章10節
(リビングバイブル訳)