アパレル関係の会社で働いていた友人から、廃盤になった
エンブレムのカタログ図案集をいただいたことがありました。
いつか何かに利用したいと考えていましたが、ちょうど格安の
大学ノートや手帳が手に入ったので、切り抜いて表紙にアレンジ
しようと思いつきました。
孫たちが遊びに来た時、ハサミで切り抜いてもらったものを、
紙ナプキンや折り紙を下地にし、バランスよく配置してみたら、
想像よりはるかにゴージャスな仕上がりに!透明のカバーを付けたら、
見違えるばかりの映えノートになりました。
エンブレム(emblem)とは「紋章」「記章」のこと。
ワッペンも同じ意味ですが、ワッペンのほうがポピュラーな
言い方でしょうか。因みにエンブレムは英語、ワッペンは
ドイツ語だそうです。
色も形も多種多様。模様には独自の意味があるのでしょう。
カラフルでバッチリ型が決まっていて格好いいエンブレム。
もう少し若ければ、コレクターになっていたかも…(^o^;)
エンブレムとは言わないのかもしれませんが、キリスト教の
間にもシンボライズされているものがあります。
所属する教会では年3回、「エクレシア」という教会便りを
発行しています。「エクレシア」とはギリシャ語で神の前に
集められたものという意味で、「教会」を指すことばです。
「エクレシア」に決まったのは、響きの良さもあったかと。
その他、いくつか候補が挙げられましたが、残念ながら
日の目をみなかった中に「イクスース」というのがありました。
「イエス」「キリスト」「神の」「子」「救い主」
これらの頭文字をつなぐと、ギリシャ語の「ichthus」(魚)と
なることから、初代教会ではキリストの象徴、教会のシンボル
として魚の絵を採用するようになったのだとか。
(※キリスト教用語辞典のサイトを参照)
こんな感じのマークです。下手ですが、写真を真似て描いて
みました。アレンジしたら可愛くなりそうですね(^_^;)
アンデレが、湖で網を打っているのをご覧になった。彼らは
漁師であった。イエスは彼らに言われた。「わたしについて
来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」
マルコの福音書1章16-17節
シモンとはシモン・ペテロを指します。初代教会の中心人物
だったペテロの職業は漁師でしたので、「魚」にフォーカス
されるのはその辺のつながりもあったかもしれませんね。
それにしても「人間をとる漁師」とは…。イエスさまの
インパクトのあることばにハッとさせられます。
裏紙を何枚か折ってホッチキスで止めただけの即席メモ帳。
それぞれ好みのエンブレムを表紙に貼り、こんなにたくさんの
オリジナルメモ帳ができました。ちょっと異分子の金魚や、
イースタエッグも含まれてますが(^_^;)
孫たち、頑張って作りました。この可愛いノートに、どんなことが
書き込まれるのか楽しみです。 エンブレムを切り抜いて、孫と楽しく
工作できた夏の一日に感謝です。