5年ほど前まで毎年、夏に開催されていた「かわさき平和
美術展」。絵画サークルの先生が主催者というご縁で、居並ぶ
出品させて頂いていました。
夏が近づくと、今年は何を描こうかと題材を決めるのが悩みの
種でした。正直に言えば、この美術展があるから、とりあえず
キャンバスに向かうという怠け者。まさに夏休みの宿題に追われる
小学生のようなもので、美術展が終わるまでは、落ち着かない夏を
過ごしていたように思います。
長い間の習慣というものは、体のどこかに染み付いているようで、
梅雨が明ける頃になると「そうだ、絵を描かないと‥」という
衝動が湧き上がってくるから不思議です。
そう言えば描きかけの絵があったはず。ふとその絵の存在を
思い出し、作品に仕上げてみようかという気持ちになりました。
折々に、孫たちの遊ぶ姿を描き残しておきたいと思い立ち、
これまで5歳と2歳、9歳と6歳の頃の二人の絵を描きました。
そして、これが描きかけの絵。12歳と9歳の頃の絵ですが、思えば
もう2年も前のこと。背景をどうしようかと、ほったらかしにして
いた作品です。
上の子はもう中2、下の子は小学5年生。上背もすっかり伸びて
2年前とはだいぶ様子が変わりましたが、まずは成長の記録として、
当時の面影をキャンバスによみがえらせたいと思っています。
3枚ともアクリル絵の具で描いていますが、実はだいぶ絵を描く
のをサボっていたせいで、固まってしまった絵の具も多く、さて
どうしたものかと‥。幸い、油絵の具はオイルで溶かせば使えるので、
この下絵の上に油彩で塗り進めてみようかと思案中。油彩の上に
水溶きのアクリル絵の具は乗りませんが、その逆なら大丈夫かなと。
どんな仕上がりになるかは分かりませんが、夏の宿題に取り組む
つもりで頑張ってみます(*^^)v
教会学校が大好きな二人。イベントがある時は喜んで参加します。
ただ、それぞれに忙しい事情もあり、毎週通うのは難しそう。
もっとたくさん神さまと出会い、より豊かな人生を歩んでいけるように、
祈りつつ絵を仕上げたいと思います。
あなたの若い日に、あなたの創造主を覚えよ。
わざわいの日が来ないうちに、
また「何の喜びもない」と言う年月が近づく前に。
旧約聖書・伝道者の書12章1節