シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

人生はブーメラン、戻ってきて自分に命中する

 

 誰かと話をする際、よく会話が弾む人と弾まない人の違いは

どこにあるのかと、人間ウォッチングをすることがあります。

 そこで、私なりに心地よい会話の条件を考えてみました。

 

 ・嫌味を言わない

 ・皮肉を言わない

 ・からかわない

 ・見下さない

 ・決めつけない

 ・否定しない

 ・茶化さない

 ・あからさまに欠点を指摘しない

 ・自慢しない

 ・恩着せがましく言わない‥

 ・相手の話をさえぎらない

 

 すぐ思いつくものだけでも、けっこうありますね。

ただ、傍目八目(おかめはちもく)という諺もあるように、脇から

見る分には、人のアラや欠点もよく見えるもの。でも、これらは

三者の話ではなく、自分に矢印を向けるべきことのようにも

思われます。もし会話が楽しくないな、弾まないなと感じたら、

まず自分にベクトルを向けることが肝要かも。口に出すことばは

十分に吟味したほうが良さそうです。

 

 フローレンス・スコーヴェル・シン(アメリカの哲学者)と

いう人が、こんな言葉を残しています。

 

 カイコが、自分の口から出る糸で家を作って生きるように、

人も、自分の口から出ることばで人生を作りあげているのだ。

他人に与えるものは、必ずいつか戻ってくる。人生はブーメランだ。

私たちの考え、ことば、行動は、いつになるかは分からないが、

必ず返ってくる。そしてそれらは不思議なことに自分自身に

命中する。不平のことばも、感謝のことばも、いつかは山彦と

なり、自分の人生に戻ってくる。それが人生の法則だ。

 

 人生の法則―。

重く、また深いことばですね。どんな時にも尊敬と感謝の心を

もって人と関わっていく時に、まっすぐブレないブーメランが

返ってくることを期待したいと思います。

 

※写真はヤマボウシ。ブーメランにちょっと似てますね(*^^*)