以前、ブログにも書いたことがありますが、ギリシア語には
時を表す「クロノス」と「カイロス」という言葉があるそうです。
端的にいうとクロノスは「時刻」を、カイロスは「時間」、
「機会」、さらに言うと「決定的瞬間」を表すとのこと。
時計の針が刻む量的な時間がクロノス、その時だけの質的な
時間がカイロスと言えるでしょうか。
昨年12月のキャンドル礼拝でのメッセージが、カイロスに
ついての言及でした。永い時を刻んできた人類の歴史の中に、
神様が周到に計画された、ただ一度だけの出来事。それが
クリスマスという「カイロス」の時であると。
神様だそうです。カイロスは長い前髪がありますが、後頭部は
禿げています。だから前からやってくれば、その前髪をつかむ
ことができますが、いったん通り過ぎたら、もう後ろからは
つかめません。ふいにカイロスが現れるという、千載一遇の
チャンスが訪れた時、見逃すことのないようにしたいものです。
TVのチコちゃんに、「ボーッと生きてんじゃねーよ!」と、
叱られないためにも(^o^;)
写真は昨年、夏の陶芸教室で二人の孫とおばあちゃんが作った
掛け時計。上から祖母、9歳男児、6歳女児の作品です。
出来栄えは、個性あふれる孫たちに軍配ですね。
掛け時計は見やすさが一番なので、3作品ともグッジョブです!