シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

足るを知る

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先日、ブログ友達の記事の中に“足るを知る”というフレーズが
書かれているのを見つけました。


“足るを知る”―。


理屈では分かっていても、全うするのは難しい言葉ですね。


因みに、息子が中学の時の担任が“知足”(ちたる)という
名前の先生でした。なんでも、仏教の教えに由来すると聞いた
覚えがありますが、詳細は分かりません。
おっと‥、これは余談でした。


  歯の治療


 鰐の口はいいな
 スイスイ 歯の治療ができそうだ


 あ、痛い
 口が裂ける


 神様、なぜ 人間の口を
 もう1糎(センチ)、大きく
 つくられなかったのですか


 いいえ、お許しください
 1糎(センチ)、小さく
 造られなかったこと
 感謝です


この詩は、月刊誌『百万人の福音』に掲載されていた一編です。


心に響く内容だったので、メモしていたんですね。かなり
以前の号で、もう手元にはなく、作者のお名前も分からず、
無断掲載をお許しいただかねばなりませんが、なにとぞ
そこは、ご容赦を。。。


なぜこの詩にスポットライトを当てたかと言うと、昨日、
歯石除去をしていただくために、歯医者さんへ行ってきた
ばかりだったから、とても身近に感じられたわけです。


昔と違い、今は歯の治療も痛くも苦しくもないので、
現代っ子にはピンと来ないかもしれませんね。


与えられているもの、置かれた場所で、どれだけ満ち足りる
心を持てるかが、本当の豊かさや富と言えるのでしょう。
つい言いたくなる愚痴ですが、自分の品性を曇らせない
ためにも、一呼吸おいて感謝の言葉に置き換えたいものです。


 乏しいからこう言うのではありません。
 私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。
  私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる
 道も知っています。また、飽くことにも飢えることにも、
 富むことにも乏しいことにも、あらゆる境遇に対処する
 秘訣を心得ています。
 私は、私を強くしてくださる方によって、
 どんなことでもできるのです。
      新約聖書 ピリピ人への手紙 411-12