シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

善き力に われ囲まれ

  
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  「善き力に われ囲まれ」
          ディートリッヒ・ボンヘッファー

1.善き力に われ囲まれ
 守り 慰められて
 世の悩み 共に分かち
 新しい日を望もう
        ※善き力に 守られつつ
         来るべき 時を待とう
         夜も朝も いつも神は
         われらと 共にいます
2.過ぎた日々の 悩み重く
 なお のしかかる時も
 
 騒ぎ立つ心しずめ
 みむねに 従いゆく
          ※(繰り返し)
3.たとい主から 差し出される
 杯(さかづき)は苦くても
 恐れず 感謝を込めて
 愛する手から受けよう
          ※(繰り返し)
4.輝かせよ 主のともしび
 われらの闇の中に
 望みを主の手にゆだね
 来るべき 朝を待とう
          ※(繰り返し)


ヒットラー率いるナチ政権を批判したという罪状で投獄された
ドイツ人牧師ディートリッヒ・ボンヘッファーが、
処刑される四ヶ月前に婚約者に贈った詩を元に作られた
賛美歌だそうです。静かなメロディですが、歌い進むうちに
力があふれて前が明るく開けてくるような、大好きな一曲。

今ちょうど、聖書通読で「使徒の働き」を読んでいますが、
伝道者パウロもまた獄中から教会に宛てて、希望に満ちた
手紙を書き送っています。パウロボンヘッファーも、
「善き力」に守られているという揺るぎない確信にあふれ、
闇や失望を微塵も感じさせません。そこにはただ、静けさと
安らぎ、信仰と希望と愛。

また、第二次世界大戦中、ユダヤ人を匿った咎でナチス
収容所へ送られたオランダ人女性、コリー・テン・ブームの
言葉の中にも同じメッセージが込められています。

「複雑に糸が絡みあう、醜いクロス・ステッチの裏側を見て
失望するのはおやめなさい。神様が表側に、あなたの美しい
人生模様を弛みなくステッチしていてくださるのだから」

今はまだ、薄暗くてはっきり見えないことも、神様の光、
神様の視点で見ることから力が湧いてくるのでしょうね。

とっても下手ですが、クロスステッチの真似事をして
アドレス帳を新調してみました。裏側はグチャグチャです(-_-;)