シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

純度100%の香油

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今年の夏はデング熱の流行で、虫よけグッズをまとめ買いした人も多かったのではないでしょうか。我が家は最小限の備品があったので、品薄の時も何とか凌ぐことができました。
ただ、いつも思うのですが、殺虫剤や蚊取り線香の販売時期が夏の間だけというのは如何なものでしょう。ますますグローバルな現代にあっては、危険なウィルス侵入は不可避です。いつでも防虫・抗菌グッズが買えるようにしてほしいものです。
 
ミカンの皮を干して燻し、蚊取り線香代わりに使うのも手ですが、何せ、あのスモークは都会暮らしには無理(;´д`) 何か天然成分だけで手軽に作れる虫よけはないか、いろいろ調べてみました。その中で、「これ、ありかも!」という手応えを感じたのがエッセンシャルオイル
植物の花、葉、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出したオイルのことをエッセンシャルオイル(精油)と言うそうで、大変な貴重品なのだとか。「ローズ」というオイル一滴に花弁2,500片が必要というから目が点になりそうです❢
 
 人気が高いのはユーカリ、ラベンダー、ティートリーなどなど。活用法もリラックス、リフレッシュ、防虫、抗菌‥と多種多様です。オイルリストを手東急ハンズに行ってみると、あるある❢ 実にたくさんの種類がズラリ!
 
 そして今回、虫よけに効くというものの中からレモングラス、シトロネラ、ラベンダー、ゼラニウム4種類をチョイス。5つ写っているのは前に購入したティートリーも入れてあるからです。選ぶ基準は単純に好みの香りですね。できるだけどれかが主張しないようマイルドな香りを集めてみました。
 
 ボトルスプレーに希釈用の水(ミネラルウォーター)を入れ、それぞれ2~3滴のオイルを落し、よ~く振るだけ。これでマイ虫よけスプレーの完成です!肌に直接ではなく、衣類や靴、帽子やバッグにスプレーすると良いそうです。
 
 アロマセラピストは、このエッセンシャルオイルとは、よく聖書に出てくる「香油」がそうであると説明していました。それを聞いて、いたく納得❢ 聖書を読めば、香油がどれだけ純度が高く、高価な貴重品であったことがわかるからです。きっと、クリスマスの降誕劇で、東方の三博士が御子イエスに捧げた贈り物「黄金・乳香・没薬」のうちの「乳香・没薬」もこれと同じだったのかなとイメージがつながり、すんなり腑に落ちました。
 
 「聖書に書かれている言葉に、少しでも付け加えたり、取り除いたり、薄めたり、捻じ曲げたりしてはならない」という戒めが、聖書には随所に記されています。神様の言葉を超えてはならないという、人間への警告なのでしょう。一点の混じり物があれば、もう本物ではなくなってしまうからです。聖書の本質とエッセンシャルオイルの性質が重なって、しっかりと頭に刷り込まれた気がします。
 
 しかし、こんな爽やかな芳香を虫がどうして嫌うのでしょう? 虫の気持ちは分かりませんが、このオリジナル・スプレーには大満足しています。