シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

W杯はまだまだ続く!

 
 
侍ジャパン、グループリーグ突破ならず!
朝からブルーな気分を引きずっている方も多いのではないでしょうか。
残念ですが、これが日本代表の現在地。受け入れるしかないですね。
ともかく国を代表し、誇り高く戦ってくれた戦士たちには、心からの
労いと感謝の言葉を贈りたいものです。

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年に一度のサッカーの祭典として、勝敗を一喜一憂しながら観るだけ
なら、それは楽しい娯楽になるのでしょうが、私たち、少々サッカーに
入れ込み過ぎのミーハー夫婦に成り果てたようです。毎日、スポーツ
記事を読みあさり、その情報量たるやかなりのもの。だから、ひどく
楽天的な表向きの報道と現実の余りのギャップにヤキモキ、イライラ
しておりました。

言いたいことは山ほどあれど、ここでは声を大にしてアピールしたい
二点だけに留めておきます。

まず、コロンビアのエース、ファルカオ選手のコメントから。

100%で戦える仲間の可能性を奪いたくなかった」

ケガの治療が間に合わず代表落ちしたファルカオ選手ですが、
このスポーツマンらしい潔さにググっときました。日本代表メンバーに
選出はされましたが、所属クラブで満足に試合に出ていない選手たち、
メンバー発表の直前までケガで離脱していたリハビリ途中の選手たち。
彼らには爽やかに、スポーツマンシップを則として、ファルカオのコメント
から何かを感じ、学んでほしいと強く思った点。

そして4年間、「当然、優勝を狙います」と言い続けてきた数人の選手たち。
ビッグマウスは発奮剤として大いに結構。ポジティブ思考は必要だけれど、
真贋(しんがん)を見分ける目、つまり自分たちの実力が本物か、まだまだ
なのか見通せなかったところに慢心という落とし穴はなかったか。

サッカーファンの気持ちを的確に代弁してくれている、セルジオ越後さんの
コメントから。辛口のようでいて実は温かい代表選手へのエールです。

「この敗戦はチャンス。日本代表とは何かを今一度考えよ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140625-00205572-soccerk-socc

「自分たちがいかに井の中の蛙であったのか、みんなが気が付いたのでは
ないかな。この4年間の歩みを改めて考えれば、1分け2敗という結果は
なるべくしてなった、という印象だ。井の中の蛙状態になってしまったのは、
選手だけの責任ではない。いまや日本代表は純然たるサッカーの代表
チームではなく、興行的、ビジネス的な役割を大きく担わされている。
選手は必要以上に持ち上げられ、弱い相手に対する親善試合で虚構の
代表チーム像が作られていく。コンサート会場のような代表戦の雰囲気は、
本当にサッカーを後押しするものだったかね」

「協会、メディア、スポンサー、ファン。それぞれが、日本代表というものを、
もう一度見直すべき時がきているということじゃないかな。この敗戦は、
変わるチャンスなんだ」

「本当に優勝を目標にするのなら、そこまでにどれだけの距離があるのか、
真摯に見つめ、分析しなければならない。コパ・アメリカに招待されたら、
参加しなければならない。興行よりも強化を第一に考えなければならない。
負けたからこそ得られるものがある。ここで変革することが、このブラジル
W
杯に出場した意味だ」
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さてさて、日本は負けてしまいましたが、W杯はこれからが見どころ満載。
個人的にはメキシコ、ドイツに応援していますが、優勝はブラジルかな?
アルゼンチンかな?当分、寝不足が続きそう(笑) 
写真は眠気覚ましの渋いお茶でした