シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

バラの蕾は集められる時に!

 
 
猛暑に辟易している昨今ですが、肌を刺す暑さの中にも
秋の気配が確かに感じられるようになりました。
ベランダの朝顔のつるの先にアキアカネが‥。
 
時というものは静止することがありません。
だから一刻たりとも、無駄づかいをしたくない。
とうに人生の折り返し点を過ぎた者には尚更そう思われます。
 
17世紀の英詩人、ロバート・ヘリックに次のような詩があります。
 
 時のある間にバラの花を摘むがよい。
 時は絶えず流れゆき
 今日 微笑んでいる花も
 明日には枯れてしまうのだから。
 
バラのつぼみは 集められる時に集めよ。」
「まだ間に合ううちに、薔薇の蕾を摘むがよい。」
 
などなど、他にもいろいろな訳し方があるようですが、
ふだんの暢気な暮らしぶりを吟味するよう促されます。
若い頃のように、あれも欲しい、これも欲しいという物欲は
さすがになくなりましたが、あれをしたい、これをしたいという
衝動はまだ自分の中でうごめいています。
体力にも、能力にも、そして最も必要とする時間にも限界がある
という現実に照らし合わせながら、本当にやりたいことを選択して
いければ、そこそこ満足のいく余生を送れるのではないかしら。
そんな楽天的思考で過ごしていくのもあり?
いまはそんな風に思っています。
 
※写真は、絵を始めて間もない頃の作品。下手ですが、一生懸命に
 デッサンしたことを思い出します。今夏のように暑い年でした