充実した三つの人生
人生を楽しく生きる三人の人がいます。
一人は、
これだけはやったという 達成感を知っている人です。
もう一人は、
今でもずっと 続けているものがある人です。
そして最後は、
やりたいことをやった人です。
大原 敬子著『なぜか いいことが起こる70の習慣』(PHP)より
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今年も夏の美術展が終わりました。
初めての出品から約20年も経つのに、スキルは一向にアップしません。
その間、自分の非力さに失望して、絵をやめようと思ったことも
一度や二度ではありませんが、絵画サークルの先生や、仲間たちの
絵に対する情熱や魅力に惹かれて、なんとか続けてきました。
やめるのは、いつでもできること。
やめたい衝動を何とか踏みとどまって続けてきたことが、今となっては
とても大きな財産になりました。続けているものがあるというのは
幸せなことなのだと、やっと気づくことができました。
長い歳月の間に、自分の描きたい絵の方向性も見えてきた気がします。
たとえばアンドリュー・ワイエスのような、日常のワンカットを切り取った
ような素朴な風景を表現したかったのかもしれないと‥。
エンジンがかかるのが遅すぎますが、ようやく、また描きたいなと
思えるようになった今日この頃。
ひそかに次の絵の構想を練っているところです。