毎年、教会の友人が贈ってくれる小牧者出版の「幸いな人カレンダー」。
2024年度には『Reframing』~リフレーミングな生活~というタイトルが
ついています。そして8月のテーマは「老いに対するリフレーミング」。
そもそも、リフレーミングとは、分かりそうでよく分からない言葉ですね。
カレンダーの説明によると、「物事の枠組みを変え、違う視点から見る
ことを意味する心理学用語」とのこと。
リフレーミングの理解によく用いられる一例として、「コップに入った
半分の水」が使われるそうです。「水はまだ半分ある」と考える人、
「もう半分しかない」と思う人では、同じ水の量でも、まったく違う意味
合いになってしまいます。リフレーミングとは、どんな視点でコップの
水を捉えたらベストなのか、目の前の現実を見直してみようということの
ようです。
「老いに対するリフレーミング」という8月のテーマについては、いろいろ
考えさせられることがありました。加齢による体力の減退を言い訳に、
何事にも100%の力を注ぎ込まない。あれも無理、これも無理と敬遠し、
やることを制限している。とどのつまり、自分で自分を老人扱いしている
ことに気づかされます(~_~;)
カレンダーにも書いてある通り、固定観念を捨て、新しい物の見方で
歩んでいきたいものです。
「おじさん(おばさん)だから」「年寄りだから」と自分から言っては
いけません。このような言葉から、肯定的な考えや未来に対する考えは
出てきません。「今が人生で一番若い日」と告白しましょう。
白髪は栄えの冠。それは正義の道に見出される。