シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

斧が鈍くならないうちに 刃を研いでおこう


2022年もあと残り3日になりました。

もう少し若い頃は年末の大掃除やら、買い出しやらで大忙しの

時期でしたが、近年は何とものんびりしたもの。少々気合が

入るのは年賀状書きくらいでしょうか。それも、ここ数年、

多くの方が年始挨拶の終了を告げられ、枚数も大幅に減り

ました。寂しさもある反面、スマホやネットでのご挨拶も

フレンドリーで良いのかもしれませんね。

 

のんびり‥とは言っても、大晦日には必要最小限のおせちを

作りますので、包丁だけは研いでおく必要があります。先日は、

魚さばきが得意な孫に「おばあちゃんの包丁は切れないね」と

言われたばかり。いつも、マイ包丁を大事に手入れしている

孫ですから、仕方がないことではありますが(~_~;)

 



旧約聖書の中に、こういう言葉があります。

 

  斧が鈍くなったときは、

  刃を研がないならば、

  もっと力がいる。

  しかし、知恵は人を成功させるのに益になる。

         伝道者の書 10章10節(新改訳2017)

 

たしかに切れ味が鈍くなり、なまった包丁では、思い通りの

調理はできません。神経も使うし、余分な力も入ります。やはり

包丁は本来、シャープな切れ味であるのが鉄則なのでしょう。

調理する前には、包丁の刃がこぼれてはいないか、錆ついては

いないか、点検してから始めることの大切さを教えられます。

 

それは、私たちの心の持ちようにも言えることだと思います。

メンテナンスが必要なことは分かっていても、時の流れのままに

研がれても磨かれてもいない、曇った状態のままで心を使い続けて

はいないでしょうか。ほんの少し立ち止まって心を点検し、軌道修正すれば、

物事がスムーズに進み、余分な労力も省けるかもしれません。

 

一日の、どの時間帯でも良いので、静まって神さまに祈り、

自分の心を探るQuiet Timeを持ちたいものです。

 

2022年も、拙いブログにお付き合いいただき、ありがとう

ございました。これからも聖書から教えられたこと、日々の

出来事、サッカーの話題や趣味のことなど、ゆっくりペース

ではありますが綴っていくつもりでおりますので、引き続き

2023年も「シャロンの薔薇」を、よろしくお願い申し上げます。

 

皆さまも、どうぞ良い年末年始をお過ごしくださいませ。