シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

他己紹介によって、自分の価値を知る

 

コロナ感染の波が高くなったり、低くなったりの繰り返しで、

ちょくちょく催していたホームパーティが、3年余りも

休止状態になっていました。「そろそろ、予防を徹底しながら

集まりませんか」と、誰からともなく声が上がり、先週末、

常連のメンバーが顔を揃えることになりました。

 

すでに先約があった次男を除き、9名が集合。

10代、30代、40代、70代と、ジェネレーションギャップの

大きい面々。大人にとっての3年はともかく、小学生から

中学生へ、低学年から高学年へ移行した孫たちの著しい成長ぶりに、

皆さん目を皿のように丸くしていましたね(~_~;)

 

パーティーと言うには質素過ぎる簡単メニューでしたが、これに

長男から揚げたての唐揚げの差し入れがあり、加えて中1の孫が

腕をふるって捌いたカマスとコチで、一気に豪華版に。

写真のツルの箸置きは、小学生の孫が折り紙で折ってくれました。

 

食事の後は「他己紹介」の時間を設け、大いに盛り上がりました。

皆さん顔なじみですので、あらためて「自己紹介」の必要は

ありません。それでちょっと趣向を変え、それぞれの名前が

書かれた札をシャッフルしてから順番に引いていき、引き当てた

名前の人を紹介するという、いわゆる「他己紹介」のゲームです。

 

簡単そうですが、よく知っている人の特徴や魅力を言葉に

言い表すのは、案外、難しいことのようですね。それでも

皆さん、それぞれの魅力や特徴を再確認しながら、じっくり

言葉を選んで紹介してくれました。

 

なるほど、なるほど‥と頷くことしきり。

反面、自分の人物評を聞いて「ふ~ん、人にはそんな風に

見えているのか」と、セルフイメージとの微妙な違いに驚いたり‥。

自分自身でもはっきり認識していなかった隠れた自己価値、

アイデンティティーが、他人の口を通して知るというのは、

なかなか奥深さを感じます。

 

思いつきで始めた「他己紹介ゲーム」でしたが、紹介の後、

各々にコメントが飛び交い、より親睦を深める楽しい時間に

なりました。パーティー主催者としては、なかなかのグッド

アイディアだったと自画自賛しています(*^^)v