東日本大震災後、仙台から転居してきた母の荷物には、
まだ手つかずのままのものが結構あります。いつかは
整理しなければと思っているうちに、はや10年。
時間がある今こそ、片付けのチャンスかもと動き出しました。
なんとも、気が遠くなる分量ですが(-_-;)
和裁や刺繍が趣味だった母には、材料の遺品が大量にあります。
母が亡くなり、親類や親しかった方に母の作品や布地、糸を
形見分けに。多くの刺繍作品は、皆さんに大変喜ばれました。
残っているのは小さな作りかけのもの、刺しかけのものが
ほとんどです。高齢の母が一生懸命に刺したものですから、
何かの形に残したい。そんな思いで苦手なミシンに挑戦して
みようと、一念発起した次第です。
マスクや簡単なエコバッグなど、直線縫いだけで済むものは
私でもできますが、裏付き、マチ付き、口布ファスナー付き‥
という立体裁断の作品は無理。そんな苦手意識があって、
遠ざけてきましたが、息子にもらったタブレットで、動画を
見ながら、まずは練習台の一個目のスタートです。
丸々二日かけて、なんとか形になりましたが‥。
フランス刺繍用の高級生地が物悲しく見える出来栄えです。
薔薇の刺繍が、難を隠してくれたら嬉しいのですが。
ポケットは、古いナイロンバッグに付いていたものを切り取って
内布に貼り付けました。ポケットまで手が回らず‥です(^o^;)
去年に続き、ステイホームを強いられている今年のGW。
おうち時間‥インドア派の私には、あまり苦ではないのですが、
毎日立てる目標もネタ切れになってきたので、苦手を克服するため
にも少しずつミシンの技術をマスターして、スキルアップを
目指したいと思います。