確か、イラストレーターでエッセイストの中山庸子さんの本に書いてあった
ように記憶しているのですが、「これは絶対、採用!」と思ったアイディアが
あります。タイトルは「ささやかな幸せ」とか「自分へのプレゼント」とか、
そんな感じのものだったと思います。
それは、「ふだん忙しい自分に、月に一度、ご褒美をあげる」というもの。
もう少し詳しく言うと、月に一日、好きなものを買うフリー・ショッピングの
日に充てるというアイディアです。
しかも財布に入れるのは、ちょっきり2,000円。
まず2,000円という金額に、思わず頷いてしまいました。
もし1,000円や10,000円なら、特に月1に決める意味も、あんまりないかな‥と。
2,000円という‘適当な’額だから、へぇ‥と食指が動くのだと思います。
もちろん、大きな買い物はできません。
でも文具だったり、雑貨だったり、食品だったら、2,000円あれば結構いろいろ
買えるはず。100円ショップであれば、選りどり見どりです。
たくさん買うことによっても、ストレスはかなり解消できるでしょうし、
あるいは本当に欲しいものを、1点だけ選ぶという楽しみ方もできます。
まだ実行はしていませんが、これからぜひ採り入れたいと思っています。
ところで、今日はこのアイディアよりも、さらにささやかだけれど、心が浮き浮き
する幸せなことがありました。
先日、夫がある記念祝賀会の幹事を担当、伊東屋で記念品を大量に注文した際、
4,000円相当のサービス券が付き、幹事の特典として、そっくり頂けることに
なりました。私が無類の文具好きなのを知っている夫は、上機嫌で「これ、あげるよ」。
私としては、まさに「やったー!」という気分です!
さっそく今日、二子玉川の高島屋にある伊東屋へ行って、買い集めてきました。
カード、はがき、ボールペン、ノート、手帳、パンチ、スケッチブック‥
合計17点を買い、まだ200円分ほどのサービス券が残っています。
うだるような暑い日でしたが、小さな幸せに浸ることができたのは幸いなことでした。