庭を造る
庭を造る 作者不詳
人は耕し植え、草を抜く。
鍬と鋤をもって汗を流す。
神は光と雨と風を送られる。
そして庭が造られる。
人は耕すことを喜び、
また土を起こす。
何と素晴らしいことよ、
神とともに働くことは。
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花を眺めるのは好きなのですが、育てるとなると、ちょっと後ずさり‥
ホクホクした土の感触は好きですが、園芸には避けて通れない様々な虫との
お付き合いが、かなり苦手です。
実は、隣りが神社の境内、裏が広大な敷地の霊園という環境にある我が家は、
ちょっとした森林浴スポットとも言える場所にあります。
春はホーホーという山鳩の鳴き声。
夏は神社の杜から終日聞こえる蝉の音。
秋はリンリン、チロチロ虫の声。
冬も鳥や虫や生き物たちが発する、何かしらの気配が‥
そんな環境ですから、いったい何種類の虫や生き物が生息しているの?
‥と、庭(といってもベランダですが)に出る度、驚かされています。
ちょっとした昆虫博物館級のマイ・ガーデン。
虫との遭遇は怖いのですが、せっかく広いスペースが与えられていることは
感謝すべきこと。この春から、遅まきながら土いじりデビューを決めました。
まずは形から入ろうと、4枚組・1万円のラティス・ガーデンセットを購入。
松葉ボタンやブルー・クローバー、ゼラニウムなどの苗も買いそろえ、
ボチボチと楽しんいます。まだまだ寂しいマイ・ガーデンですが^^;
「私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし成長させたのは神です。
‥私たちは神の協力者‥です。」(第一コリント3章6~9節)
今、リビングの窓辺には、種から植えた姫ひまわりが3つ目の花を咲かせています。
神との共同作業の素晴らしさを、静かに味わっているところです。