先週、奥多摩方面に出かけた夫がレンゲショウマという珍しい花を
写してきてくれました。
恥ずかしそうに俯く姿が、清純な乙女のようにも見える可憐な花です。
漢字で書くと“蓮華升麻”。
ずいぶん、違ったトーンに聞こえます。
最盛期は夏、真っ盛りの8月頃で、奥多摩山中に群生することで
知られ、レンゲショウマ祭りというイベントも催されるとか。
ぎりぎり、シーズン最後の花が夫を待っていてくれたようです。
歩き疲れた旅人に、愛らしい花一輪との出会いは何よりのプレゼント。
幸せって、こんな瞬間かもしれない‥
そんな思いにさせてくれる至福のひとときかもしれませんね。
数日後、同じ奥多摩山中でジョギング中の登山家が、熊に襲われた
というニュースを聞きビックリしました。ケガだけですんだことを
知り、ホッと安堵しましたが、あらためて山の一人歩きの怖さも
知らされました。
今度、夫が出かける時は、熊除けの鈴を持たせようと思います。