シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

マークアキクサの世界に魅了された一日 

 

 コロナの自粛期間を挟み、ライブ会場へ足を運ぶ機会が

ほぼ皆無に近かった数年間でしたが、8月27日、久しぶりに

 “一推し”のアーティスト、マークアキクサさんの新曲アルバム

リリース記念スペシャルライブに、姉と二人で行くことが

叶いました。ネイティブ・アメリカンフルートの醸し出す

荘厳な音色に魅了された一日になりました。

 

 マークアキクサさんはネイティブ・アメリカンフルート奏者の

第一人者で国内外に多くのファンを持つアーティスト。

このフルートはインディアンフルートとも呼ばれる様々な形態の

木管楽器で、その調べはどこか昔懐かしい、幼い頃を思い出させる

ような音色が特徴です。今回のセットリストには組まれていません

でしたが、こんな動画を見つけましたので、ぜひ一度、この楽器の

音色をお聞きになってみてください。涼を求める人にピッタリ!

癒やされること、間違いなしです。


www.youtube.com

 

 コロナによる影響は、聴衆だけではなくアーティストにとっても

ライブ活動を脅かす深刻な事態だったようです。無観客ライブを経て、

晴れて対面での演奏が叶った喜びがマークさんの言葉から、ひしひしと

伝わってきました。

 

 どの曲も心に響く旋律でしたが、中でも「サザンクロス」という曲が

心に染みました。先の見えない不安な心を鎮め、平安を求める鎮魂の

祈りが、哀調を帯びた主旋律から感じ取れました。

 サザンクロスとは南十字星のこと。4つの主要な星から成る十字架の

ような形をしている星ですね。賛美歌を思わせるような曲調は、大いなる

神への祈りへも通じるかのようで、慰めと希望を感じさせるものでした。

ライブ終了後、CDにサインをしていただきましたが、これからしばらくは、

毎日のBGMになりそうです♫~♪

 

 以前に書いたブログに重複しますが、笛という楽器は、天地を創られ、

万物を支配される神様への畏敬の念を、賛美と感謝の祈りとして届ける

“管(くだ)”の役割があるのかもしれない…。そんな思いを新たに、

ライブ会場を後にしました。

 

 み恵みを取り継ぐに

 通り良き管(くだ)として

 

 聖歌578番「主の愛の汝(な)がうちに」の一節が浮かんできます。