シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

今年も、シオンの花咲く路地を訪ねて

 9月4日(日)に誕生日を迎えました。

今年も家族や、たくさんの友人知人から電話やメールの誕生日

メッセージが届きました。心のこもったプレゼントにも感謝です(*^^*)

中学生の孫ハル君は、釣ってきたハゼを捌き、天麩羅とお刺身にして

ご馳走してくれました。

 いくつになっても、“私”という存在を忘れずにいてくれること、

これ以上の喜びはありません。

 

 誕生月の頃になると、狭い路地の一隅に決まって咲く花があります。

薄紫色のシオン(紫苑)の花。今年も約束したかのように、私の訪れを

待っていてくれました。風にそよぐ姿が可憐で、目に麗しいこと。

 

 シオンの花が好きなこともあって、ブログを書き始めた頃から

“しおん”をペンネームに使っています。シオンは聖書に頻繁に出て

くる言葉です。私はクリスチャンなので、できれば聖書に由来する

ペンネームがいいなと思っていました。そこで、いろいろ考えた結果、

“しおん”が浮上。さらに言うなら、“シオン”はイスラエル古称

つまり古い呼び方で、それが転じてクリスチャンの意味にもなると。

それが決め手となりました。

 

 さてここで、唐突ですが母校(女子校)の校歌の出だしを紹介します。

 

  ♪~ やまと おみなの かぐわしき 

 

 いかにも古くさい文語体ですね(~_~;) 

 でもなぜ、女子校の校歌? それは、もう少し古称について補足

したかったからです。 つまり「シオン」とは「イスラエル」の、

「やまと」は「日本」の古い呼び方であるということを。

 

 因みに校歌にある「おみな」とは「おんな」、つまり女性を表します。

「やまとおみなの かぐわしき」は、「香り高い日本の乙女たちよ…」と

なるのかな? 皆、何も考えず歌っていましたっけ。今さらですが(^o^;)

 

 シオンの花が咲く場所は、あまり人の手が入らない畑に隣接して

います。その辺りは年々、新しい家が建ち、景色も様変わりしました。

叶うことなら来年、再来年も同じ場所で咲いていてほしい。

そんな祈りを込め、今年も草むらのシオンを写真に収めてきました。