鷺草(さぎそう)
ネットで調べ物をしていた時、ドキッとさせられる格言を
集めた記事に出会いました。「人の本質を表す10か条」――。
1.性格は「顔」に出る。
2.生活は「体型」に出る。
3.本音は「仕草」に出る。
4.美意識は「爪」に出る。
5.清潔感は「髪」に出る。
6.気配りは「食べ方」に出る。
7.芯の強さは「声」に出る。
8.ストレスは「肌」に出る。
9.落ち着きのなさは「足」に出る。
10.人間性は「弱者への態度」に出る。
あまりにも的を射すぎていて、うなずき、苦笑するしかない10か条。
一つ一つ我が身に置き換え、姿勢を正す必要を感じています。
2.生活は「体型」に出る。
ほんとにそう。食欲をコントロールするのは思ったより難しいもの。
つい好きなスイーツにも手が伸びてしまいます。もちろん、結果は
しっかり「体型」に反映されて…。
また、楽な服装、楽な姿勢でいると骨格までルーズになるのか、
ふと、ショーウィンドウに映った我がシルエットは、割り引いて
見ても、年齢+2~3歳。ドキッとします(@_@;)
4.美意識は「爪」に出る。
これにも、なるほどと思わされました。美意識の高い人は、時間と
お金をかけて手のケアもします。でも、例えば足の小指の爪などは
どうでしょう。まあ、それなりの手入れはするかもしれませんが、
あまり人の目に触れないところは、まあ、それなりに…という人も
多いと思うのです。もし爪の、先の先までも神経が行き届き、
完全無欠であるのが真の美意識なら、守り通すのは至難の業かも。
6.気配りは「食べ方」に出る。
これもよく分かります。よくお見合いしたカップルの、結婚決断の
決め手の一つに、相手の「食べ方」を挙げる人が多いと聞きます。
本来、食べるという行為は神聖なもの。そこに何か不快感を覚える
要素が一つでもあったら気になって、食事も話も弾まないでしょう。
食べ方に配慮が足りない人は、お見合い向きではないかもしれません。
10.人間性は「弱者への態度」に出る。
「愛憎」という対義語がありますが、マザー・テレサはこう言いました。
「愛の反対は憎しみではなく、無関心である」と。
困っている人に、とっさに手を差し伸べることができるかどうか。
無関心でもないし、理性では分かっているし、愛を注ぎ、助けてあげたい
と思っていても、なぜか一瞬、ためらってしまう。私もそんな場面に
よく出会います。そして、とっさに行動できない、愛に欠けた自分の人間性に
ガッカリすることも度々。でも、この無力感が、次の愛の行動へつながる
スイッチになるなら救いはある。そう思い直して自分を慰めています。
ここに取り上げなかった他のリストも、どれも「あるある!」と思うことばかり。
賢く生きる上で教訓となる格言、本当にありがたいですね。
深く教えられ、心に刻むことができました。。