シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

笑いダイエット

教会の友人が、毎年プレゼントしてくれる小さなカレンダー。
キリスト教関連書籍を扱う出版社のもので、月ごとに役に立つ
トピック、可愛いイラストが盛り込まれています。

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扉のタイトルは「笑TIME 笑LIFE」。
そして1月のトピックは‥ <笑いダイエット>
一部を抜粋してみますね。
 
大声で1分間笑うと、1分間歩くより多くのカロリーが消費されます。
笑うと酸素摂取量が増え、心拍数が増加してカロリーを多く消耗
するのです。大笑いをすると、胃腸、胸、筋肉、心臓まで動かします。
笑いにはウォーキングと同じくらいの運動量があるのです。
 
そうそう!聖書にもよく似た記述がありますね。


 陽気な心は健康を良くし、陰気な心は骨を枯らす。
                 (箴言17章22節
 
自分ではよく笑うほうだと思うのですが、「ククク‥」と含み笑いを
する癖があるため、笑い上戸の印象はないようです。癖を直すのは
難しいですが、笑ってカロリーを消費できるのなら、頑張って、
今年からワッハッハ!と、笑いダイエットやってみますか(^^;
 
笑いと言っても、 いろいろなバリエーションがあります。
お腹がよじれるほどの大笑い、お追従の作り笑い、せせら笑い、
ニヤニヤ思い出し笑い、一癖ありそうな含み笑い、馬鹿笑い、
カンラカンラの高笑い、微笑、爆笑、苦笑、失笑、冷笑、嘲笑‥。
まだまだある笑いのバリエーションを、無意識に使い分ける
能力は、人間だけに備わった素晴らしい特権かもしれません。
 
“笑う”ということについて、日頃、信条としていることばが
あります。これまでにも既出のことばかもしれませんが‥
 
 「ユーモアとは、にもかかわらず笑うことである」(A.デーケン)
 
たとえ暴風雨のただ中にあっても、希望は失望に終わらない
ことを期待し、信じ続けることができる人は、“にもかかわらず”の
世界に生きることができる人だと思うのです。誰でも、折れかかった
灯心を修復するには時間が必要です。たゆまぬ祈りが必要です。
そしてユーモアの心が必要だと思うのです。
 
これも既に引用しているかもしれませんが、ここでもユーモアの
語源に触れておきますね。
 
ユーモアという言葉の語源は、ラテン語で液体を表す「フモール
由来する。人体の中の液体、つまり体液のことをフモーレス
フモール複数形)と呼んでいた。中世の医学者たちは、
このフモーレスこそ生命の本質であり、その流れが人体に
活力を与え、創造的な力となって生命エネルギーを補っていると
考えたのだ。 
        A.デーケン著『心を癒やす言葉の花束』より
 
  【ユーモア】→【笑い】→【元気回復】→【心身健康】

やっぱり、カレンダーにあったコピー文通りのようです!!
 
最後に、ユーモアのセンスを深く味わうことができる、
星野富弘さんの詩を紹介します。
 
  悲しみの意味」  
       
  冬があり 夏があり
  昼と夜があり
  晴れた日と 雨の日があって
  一つの花が咲くように
  悲しみも 苦しみもあって
  私が私になっていく

  
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                      山で出会った岩すみれ。撮影は夫。

一輪の花が咲くために、冬と夏の季節が、昼と夜の巡りが、
晴れの日と雨の日が必要であるように、私が私になるために、
悲しみも苦しみもすべて必要であること。意味のあること。

そのように思えた時、平安に満ちた心からのユーモアが、
そして微笑みが湧き上がってくるような気がしました。