手仕事は好きですが、針仕事は苦手な部類に入ります。
それでも昔、一度はやってみたくてパッチワーク教室へ
通ったことがあります。でもやはり、苦手意識が先に立ち、
短期間でギブアップ。1ミリの狂いもなくピタッと継ぎ合わせる
技術の、なんと難しいこと‥。パッチワークとは本来、ボロ継ぎ
という意味なのだそうですが、いやいや、ボロどころか、これは
まぎれもないアートですね(^o^;)
初孫の誕生祝いにと思い立ち、作り始めた三角形✕8枚のパーツ。
結局、敷布団にアップリケするだけの簡単仕上げで終了。
残った数枚のパーツは、10年以上も放置状態でした。せっかく
チクチク縫い合わせたパーツですので、なにか使い途はないかと
思い巡らし、枕カバーを作り、縫い付けてみることにしました。
不格好な所はさておき、まずはパッチワーク仕上げということで‥。
陶芸にも欠けたところを継ぐ技術があります。金継ぎと言って、
金色の漆を塗ってヒビ割れたところを修理していくわけです。
金色の継ぎ目は美しく整えられ、器に新たな息が吹き込まれたかの
ように生まれ変わります。
神さまの手で練られ、作られた土の器である人間も同じです。
欠けて見苦しくなったところが、金にも優る神さまの修復の
手のわざによって、新しく生まれ変わることができるのです。
繊細に、しかも強靭に私たちを修理してくださる神さまの
メンテナンスは最強。 ただ、感謝ですね。
もし私たちが、キリストにつぎ合わされて、
キリストの 死と同じようになっているのなら、
必ずキリストの復活とも同じようになるからです。
ローマ人への手紙 6章5節(新改訳 第2版)
※写真の器は染料を筆で塗って、薄く色付けしてみました。
まだヒビ割れていませんが、いつか金継ぎする日が来る
かもしれません^^;