どこを切っても切り口に金太郎の顔が現れる棒状の飴。
なぜか子どもの頃から金太郎飴が好きでした。素朴な味も
好きでしたが、舐めても舐めても消えない金太郎。それが
子供心にも面白かったのでしょう。
そろそろ孫たちへのクリスマスプレゼントを選ぶ季節になった
フライングタイガーへ行ってきました。
中学生、小学生の孫がそれぞれ喜びそうな小物、雑貨も
見つかって一安心。ふと、お菓子のコーナーに目を移すと、
フルーツの絵をあしらった金太郎飴が! 色も果物の絵も
可愛いかったので、これは自分用にと思い、買い物かごに
入れました。
北欧風のキャンディの味なのかなと思い、一粒食べてみると、
意外にも日本の味とほぼ同じ。 素朴で優しい味でした。
家族で飴を食べるのは私だけなので、これからしばらくは
金太郎飴を楽しめそうです(*^^)v
どこを切っても同じ切り口という視点で考えると、金太郎の
絵は、聖書が伝える「福音」に少し似ているかもしれません。
福音とは“良き知らせ”“グッドニュース”のこと。
どんな知らせ、ニュースかというと、
「罪深い私たちが、救い主であるイエス・キリストを信じる信仰に
よって救われ、新しいいのちに生まれ変わることができる」
という良い知らせ、良いニュースです。
聖書は一貫して、この福音を宣べ伝えています。約2000年前から
全く変っていません。それぞれの時代に見合う翻訳をめざし、
改訂版が出版されることはありますが、内容は全く変わりません。
いつも変わらずというところは、金太郎飴、よく似ていますね。
なんだか親しみを覚えます。
いつか、どこかで、誰かに福音を伝える機会が与えられたなら、
金太郎飴のように、いつも変わらぬ切り口で福音のエッセンスを
宣べ伝えることができたらいいなと思っています。