シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

手作りのカード

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昔、公立病院に勤めていた父が、図画工作が好きだった私に

 「ほら、お土産だよ」

と、桜色をした頓服用の薬包紙を一束持ってきてくれました。
うっすらと、お日様が透けて見えるピンクの真四角の紙。
スルスル滑らかな光沢ある表側、ザラっとした心地良い感触の裏側。
それは既成の折り紙や千代紙とは趣が違う、新鮮なものに思えて、
まだ幼い私の心を、いっぺんに虜にしてしまいました。

私が様々な用紙類を集めるようになったきっかけは、
薬包紙の魅力に取り憑かれた、この瞬間だったのかもしれません。

以来、紙の魅力に取り憑かれ、集めに集めた数たるや…
家中の引き出し、押し入れを占領しただけでは収まりきらず、
床や棚にあふれかえっています。

コレクションは、もう十分に堪能したのだから、
これからは上手に消費していこう… そう考えていた矢先のこと!
タイミングよろしく、教会でバザー開催の話が浮上!
4月20日ケニアで働く宣教師夫妻を支援するための、宣教バザー
開催が本決まりになりました。
私はドイツ人宣教師によってキリスト教に開眼。教会へと導かれた
経緯があり、海外宣教への並々ならぬ思いがあります。
バザーに出品するなら、心を込めた手作りのものにしよう…

ただ、日にちも迫っていて大きなものは作ることはできません。
よし、それでは得意のカード作りしかない!
目標が決まったら、即、作業開始。
6畳の和室を、紙、紙、紙…で埋め尽くし、一心不乱に作り続け…

出来上がったカード&ハガキの総数は、35セット!!

まる一日がかりで、この数は多いのか少ないのか分かりませんが、
後の疲労困憊ぶりから考えると、素人が出来る限界だったかも。

4月20日まで、50組目指して、もう一頑張りするつもりです。