長いこと自分史を綴っています。
所属するサークルでは、本編だけでなく、その年の重大ニュースから
各々が感じたことを特集記事として書いています。
6月発行の記念誌に間に合うよう、2018年のニュースを振り返って
みました。話題が多すぎて絞るのが一苦労です。
そして西日本豪雨、スポーツ界で不祥事続出などなど‥。
自他ともに認めるサッカー狂の私。実はテニスも大好きです⚽🎾
そんな理由もあり、今年の特集記事は表彰式での大坂なおみ選手の
スピーチに焦点を当てて、書いてみようかと構想を練っています。
まだ大筋ではありますが、さらっと書き留めておこうと思います。
優勝までのプロセスに必要だったもの――。
大坂選手はそれを「インナーピース」という言葉で表現しました。
「インナーピース」があると、雑念が消え集中しやすいのだと。
日本語では「内なる平和」「平常心」などと言い換えられるで
しょうか。“雑念”というのが本当に厄介なもので、一瞬でも
勝ちたいとか、勝たねばという思いがよぎると焦りが生まれ、
次の一球、一手の妨げになったりするのです。同じようなことが
『徒然草』の中にも書いてあるようです。
負けないように平常心を意識すれば、ゆとりが生まれる。
要は気持をコントロール出来るかどうかで、事がうまく進む
ということなのでしょう。
ある有名な場面があります。
湖上で嵐に遭い、舟が沈みそうになった時、船尾で眠っている
イエスを叩き起こし、「先生、私たちが死んでもかまわないのですか」
と慌てふためく弟子たちの姿。決してよそ事ではなく、非常事態が
起こると平常心など、どこへやら‥の「あるある話」です。
大坂選手が「インナーピース」という言葉を発信してくれたおかげで、
在り処が崩壊してしまう。平常心が有るか無いかは、先に進めるか
否かを決定づけることなのかもしれません。
心の舵取りがいかに大切かを、しっかりインプットできました。
大坂なおみ選手、これからもインナーピースを保ちながら、破竹の
快進撃を続けてほしいものです。
※写真は先日、やっと完成にこぎつけた一人用鍋と小鉢。
無心になって土を捏ねることは、インナーピースの鍛錬に
役立ちそう‥という、こじつけで(~_~;)