シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

生き方のモデルを探そう

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人生のお手本になるような人を見つけて、その人のプロファイルから
どんな歩みをしてきたかを探るのが、私のライフワークでもあります。
ピピッと心のアンテナに引っかかったら、じわ~っと追っかけ開始。
ずっと追いかけ続けている人もいれば、価値観の違いなどが分かって
途中でフォローアップを中止する人も。たぶん、そういう人のほうが
断然多いような気がします。
 
「これは!」と思うモデルが現れたら、その人のヒストリーを
徹底的に調べ、見習うべき点を自分の生き方に反映させる。
心理学などの専門用では、それを“モデリング”と言うそうです。
 
人生のモデルは10本の指におさまるくらいでしょうか。そう滅多には
お目にかかれません。最近、といっても約5年前になりますが、
新しいモデルが現れました。夫の遠縁に当たる、同い年の既婚女性です。
それまでは年賀状だけのお付き合いでしたが、東日本大震災後、
母を川崎に呼び寄せたのを機に親戚づきあいが始まりました。
 
彼女にとって夫の母は、唯一、昔話ができる親戚のおばさんでした。
その母が亡くなり、寂しさを補うべく幼馴染みの夫を訪ねてきたのです。
 
お子さんがいないご夫妻は、数年前から地方の農家に土地を借りて、
お米や野菜を育てています。つまり、東京と地方を行ったり来たりの
生活です。慣れない農作業にはご苦労もあるでしょうが、時間の余暇を
フルに活用し、晴耕雨読の暮らしを実践しているお二人は憧れの的。
自然相手の暮らしは気持ちが大らかになるようで、いつもポジティブな
言葉が飛び出します。時間を最大限用いて、自由に、建設的に、豊かに
生きることの心地よさを教えられます。
ああ、こんな生き方ができたら素敵だなあって。
 

 誰でもいい。なんでもいい。
 まずは、憧れることだ。
 
 自分の人生を描いていくうえで、
 「この人みたいに…」というサンプルを持つことは、
 とても有意義だ。
 
 すべてのオリジナルは、マネすることから
 始まるんだから。
             高橋 歩著『人生の地図』より引用
 
 
この詩に関連するような聖書箇所があります。

 「神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。」
                 (創世記127節)
 
私たちが神様の像(イメージ)に似せて造られた存在なら、
もっともっと神様のマネをして、オリジナルに近づくことが
人間本来の生き方なのかもしれませんね。
 
写真は先週末、彼女から届いたピッカピカの野菜たち。
忙しい田植えの合い間に送ってくれました。ブロッコリー
スナップえんどう、山東菜、玉ねぎの味は絶品でした。