この季節になると、必ずメロディが浮かんできて、
気がつくと口ずさんでいる歌があります。
賛美歌496番「うるわしの白百合」が、その曲。
真っ白な百合の花にことよせて、イエス・キリストの復活を
歌っていますが、流麗な歌詞、甘美なメロディが多くの人に愛され、
古き昔から歌い継がれています。
歌詞にある白百合は、カサブランカのようなゴージャスなものと違い、
きっと鉄砲百合のような、素朴な百合だったのでしょうね。
3月23日のイースター(復活祭)には、この愛唱歌を一言ひとこと、
心を込めて歌ってきたいと思います。
うるわしの白百合 (賛美歌496番)
一、うるわしの白百合 ささやきぬ昔を、
イェス君の墓より いでましし昔を。
(おりかえし)
うるわしの白百合 ささやきぬ昔を、
百合の花 百合の花、 ささやきぬ昔を。
二、春に会う花百合 夢路より目さめて、
かぎりなき生命(いのち)に 咲きいずる姿よ。
三、冬枯れのさまより 百合しろき花野に、
いとし子を御神は 覚ましたもう今なお。