来週はいよいよクリスマスです。
せわしなく過ぎていくこの季節に、ちょっとだけ時間を
取り分けて、クリスマスを“待つ”習慣は、もっと広く
浸透させたいものだと毎年思います。
日本でもアドベントの季節にリースを飾る文化が
定着してきましたね。リースを飾るヒイラギやモミの木は
冬でも青々と葉を茂らせる常緑樹。生命の持続を表す
そうです。ヒイラギの刺はキリストの茨の冠、赤い実は
キリストが十字架に架けられた時の血潮。そして円の
形をしているのは、永遠のいのちを象徴するのだとか。
そういう意味からすると、ちょっと歪んだ円形だし、
緑色ではなくブルーのリボンで飾った今年のリースは、
“リースもどき”ということになりますが、こんな規格外の
リースもたまにはありかなと、自己弁護しきり。
アドベント週間は、世界中がクリスマス一色になります。
これだけ人々の目を集めるのですから、ただ一つの
文化として楽しむだけでなく、なぜクリスマスを祝うのか、
その本当の意味を一人でも多くの人に知ってほしい。
そう心から願うシーズンでもあります。
良いクリスマスを!