今のティーンエイジャーがアイドルの写真を集めるように、
私も10代の頃は憧れのスター、人気歌手の写真を雑誌から
切り抜き、スクラップブックに貼って楽しんでいました。
浅草マルベル堂が女優さんのブロマイド写真・第一号を
売り出したのは、なんと大正時代だとか。
娯楽も少なく、情報が今のようになかった時代、
ブロマイドの売れ行きで、人気度が分かるという情報は、
けっこうな関心事だったのではないかと思います。
地元仙台にもブロマイドを扱う森天祐堂というお店がありました。
数年前に閉店したという残念なニュースを聞きましたが、
青葉通り一番町角に構える、知る人ぞ知る有名店。
学校帰り、友達と一番町に寄り、真っ先にブロマイドの回転棚を
チェックしてから目抜き通りをブラブラするのが日常でした。
一枚いくらだったか覚えていませんが、女学生には高価だった
ようで、二、三度、年の離れた姉に買ってもらったくらいで、
自分では買った記憶がありません。
たぶん、捜せば家にどこかにあると思いますが、渡哲也と
エルビス・プレスリーのブロマイドでした
今はネットで検索すれば容易に画像が手に入る便利な時代。
ブロマイド写真という言葉も、ほとんど死語に近いのでは?
などと思っていましたが‥。
先日、国立競技場に2013年Jリーグのホーム開幕戦
マッチデー・プログラム(300円)を買うと、好きなブロマイドが
一枚おまけに付きますとのこと。おまけにつられて300円出費。
それで手に入れたのが、これ ↓
このホーム開幕戦のために撮影したレアものだそうで、
ラッキーな買い物でした。
私の時代は確かモノクロ。かなり修正が入って不自然なものも
ありましたが、今の写真は高画質ですね。
大切にしようと思います。さて、どこに飾ろうかな(*^^*)