
それぞれの教会には独自の部会やグループなどがあるでしょうが、
最近、私が集っている教会では従来のそれとは別に、「ミルトス」という
新たなグループが発足しました。どの部会やグループにも所属して
いない、主に高齢の方々が孤立しないために発案されたものです。
ミルトスとは地中海沿岸原産の常緑樹で、和名はギンバイカ(銀梅花)
と言います。雄しべが80本以上あり、中央に雌しべが1本ある、白梅に
似た花を咲かせ、葉と果実にはユーカリのような芳香があるそうです。
H&Aモルデンケによればギリシア人には愛と不死のしるし。
イギリス人には平和、家庭、安らぎの象徴。ドイツでは花嫁がミルトスの
花輪をつける習慣がある。ボヘミアでは不老不死の望みの表れとして
ミルトスを棺の上に置く。ローマ人は無欠の勝利をした時、月桂樹と
合わせてミルトスを身に着けた。聖書では神の祝福を表す。
梶田季生著『聖書の植物』(イーグレース)より
別名を「マートル」と言い、日本での知名度は低いものの西洋では
ハーブとして大変尊ばれている植物のようです。花言葉は愛・祝福・高貴な
美しさなど。花嫁のブーケには最高の花と言えそうですね。
聖書にはこう書いてあります。
茨の代わりに、もみの木が生え、おどろ※の代わりにミルトスが生える。
これは主の記念となり、絶えることのない永遠のしるしとなる。
(イザヤ書55章13節)
※おどろ→いばらのような邪魔になるもの。
ミルトスは切られた後も生命力が強く、干ばつにも耐える強木ということ
から、“老いてなお輝きたし”との願いを込め、このグループ名を決めました。
メンバーが集まって何かをするというより、近況を報告し合い、祈ってほしい
課題があればそれを共有する。礼拝説教で学んだこと、感じたことを分かち
合う。そういう声のかけ合いを旨とするグループがあっても良いと思います。
メンバーは8人。無論、私もその一人です。正真正銘、高齢者ですので(^o^;)